手品

「お月見イベント」ステージショー

今回は屋外、和歌山城横の公園の特設ステージでのショーということで、さすがにワンマンでやり切れるとは思えなかったので、当初はMagicians' Circleで仕事を受けた。…という形のはずだったのだが、なぜか途中から「マジシャンKushioのマジックショー」にな…

毎月新ネタマジックを2年間、の記録

この2年間、東京におよそ月に1度のペースで行く仕事があり、その度に開かれる宴会で、「同じ演目を2回やらない」「毎回(見てくれるみなさんにとって)新しいネタ」という企画で、手品を一つ演じていた。勢いで言い出したものの、これが時間が無い中では…

お月見マジックショー

昨夜は十五夜、中秋の名月の夜ということで毎年恒例の『お月見カフェ』イベントだった。 今年の『お月見カフェ』ではInterlakenさんでの「お月見パーティー」、要はライブのトリとしてのマジックショーだった。去年と異なりステージ上でのパフォーマンスなの…

本年度の大学祭マジックショーの出演記録

今年は部員が新人ばっかりで、しかも初日はOBさんたちが来ないという緊急事態だったので、出ずっぱりだった。疲れた。 今年は毎正時から約30分間の公演を繰り返し、誰が出演するかシフトを組んで臨む、ということになった。 僕はどのステージで何をやったか…

お月見マジックショー

毎年恒例の、うちのゼミが主催する中秋の名月イベントが9/15の夜に開催された。ここ数年は『お月見カフェ』として複数箇所のカフェにご協力をお願いし、中秋の名月の日の夕刻に各店で「月×何か」をテーマに、ゼミの3回生が一人1店担当で同時開催イベントの…

本年度の大学祭マジックショーの出演記録

先日の大学祭で、2年ぶりに、マジック部屋に出演させて頂いたので記録。 教室の椅子と机を全て一旦とっぱらった上で、最前方には黒テーブルクロスをかけマットを置いた長机を置き、そこを眺められるようパイプ椅子を数個ずつ取り巻くように(お客様の入り数…

P. Harris "Reset" の表現方法について

今年後半に覚えたい手品として一念発起してみた(通算3回目)。DVD "Stars of Magic" の、本家Harrisご本人の原案(に近いであろう作品)を覚えることにした。少しずつ見て、この土日で、とりあえずはソラで出来るようにはなった。で、やはりというか何と言…

担当講義紹介としてのメンタルマジックショー

昨年度から、この時期の某イベントの懇親会での座興として、担当講義紹介と称してメンタルマジックショーをしている。 というか、「科学コミュニケーション論」という担当科目の中で、ニセ科学を扱う回で、毎年、メンタルマジックを交えた講義をしていて、マ…

久々の手品(条件:カード無し)

実は、‥‥と言うほどには驚くに値しないかもしれないけれど、(昨年度からだったかな?)学生達の手品サークルの顧問を担当しているのである。とは言うものの、完全に名ばかりだったのだが、今日、初めて、大学祭の現場を見に行った。いわゆる普通の教室なん…

何を見たいですか

最近、何の/どんなカードマジックをしたらいいのかわからない。俺自身の手品欲と見せられたお客様の我慢の最適化ができるような作品。例えばトップコントロールを何か練習していても、「それいつ使うの?」と考えたら、はて?となってしまう。まぁ、単一の…

つまようじ手品

「タバコの貫通」という手品がある。昔、ヘビースモーカーだったころ、よくやっていた。どんなのか知らない人は、YouTubeで"Linking cigarettes"で検索すれば出てくる驚異(むしろ脅威?)のふじいあきら師の演技をご覧あれ。 ※もちろん、ふじい師のようなイ…

Keyboardistデビュー/ライブ5本(音楽3、手品2)

土曜は職場のお祭り=大学祭であった。 今回、ひょんなことから教員バンドに加えて頂けることになり、キーボード&サックスでステージに立たせてもらった。セットリストは以下の通り。 雨上がりの夜空に(RCサクセション) バラバラ(RCサクセション) ええ…

本当にカジュアルなワンコインルーティン

数年前、ゆうきとも師を囲んだ席で、当時の俺のワンコインルーティンを見て頂いたことがある。今にして思えば赤面どころか顔面は煮えたぎるマグマ、いや太陽の光球面のように高温(6000℃)の熱放射で光り輝くところであろう。その時に頂いたいくつかのアドバ…

どや顔

近年「市民権」を得ているように見える単語「どや顔」。 手品を演じた後や、その最中において、お客様からの妨害工作を未然に防止できる、あるいは嫌われない、あるいは少しでも良い印象を持ってもらえるかどうかは、この「どや顔」をどれだけ我慢できるか、…

簡単な手品への傾倒

手品人として(細く)長くやり続けているが、本当に、(技術的に)簡単な手品をきちんとやれることは大事だなぁ、と思う。実際、そういう手品は、「強い」。 よくここに書いているが、俺のような素人マジシャンが何か演じる機会というのは、松田道弘氏の言う…

スロップ・シャッフルでのトライアンフ現象のあれ

テーブル無しでできるカードマジックって、アンビシャスカードぐらいだなー、と思っていたが、「スロップ・シャッフルでのトライアンフ現象のあれ」が使えることを発見。 実際に歩きながら(笑)、しかも「こんなんありますよねー」という感じでタネを知って…

占い師の常套手段「否定疑問文」

今年度から、ゼミの運営を各自の活動報告を主体としてやっていくことにした。就職活動をしているゼミ生の1人が、今日、自身の研究の進捗状況等々を報告してくれた。 曰く、こちらではなく、地元に帰る方向での就職を考えているそうだ。で、最近、この学生は…

異なる芸の融合

マイケルジャクソンが、音楽とダンスとを融合させた‥‥という言い回しが適切だとした場合に。 どうしてもオレなんかは、ダンスなしでマジメに歌った方がよっぽど良いと思ってしまう。 でもそれって、例えば2003年だっけ?のFISMでグランプリを取ったノベール…

「IV」は立って演ずる作品じゃない?

マニア殺しというかマニア殺され(?)というか、そんな感じのtechnically demandedな、David Rothの作品「IV」。 以前から思っていたのだが、この作品を通常の人間が演じ切るには、立ってやらなければならないのではないかと思うのである。 観客からみたと…

久々に「宴席ライブ」やってきた。

探査期計画に関する会議に出席するためのはずが、なぜか「マジック期待してるからねー」とのご用命を受けて臨んだ出張。宴席にて、久々に暴れてきた。 白紙がお札に変わるやつ(東京マジックの) メンタルフォトデック カードスプリングデック(?) デビリッシ…

授業で「超能力」を披露してきたww

担当講義、今日のお題は「超常現象」。本当は「疑似科学」というタイトルのつもりだったのだが、教員相互の参観キャンペーン中で今回の授業には4人の先生が見に来ることがあらかじめ分かっていたので調子に乗ってみた。 公開はしているが後悔はしていない。…

演目の記録

現場では風がそこそこあったのだが、直前にほぼ止んでくれたのはラッキーだった。しかし、真横ないしオレよりも少し後ろまで客席があり、かなり演目が厳しかった。それでも15分つないだのは、プロでもないオレは頑張ったと思う。 プログラムも結局その場で選…

観客参加をミスディレクションにするのはズルい?

自分で何か「作品」らしきものを作ろうとするときや、過去の「名作」の自分なりの演技にしようとするときなど、「実行手順」を考えるときに思うのだが、観客に手伝ってもらうことをミスディレクションに使うのってやっぱりできれば避けたい。 特にカードやコ…

「練習」で最も肝腎なこと

芸の難しさの1つは、練習をどれだけ本気で=本番と思って=全力で、やれるか、そしてそれを「常に」できるか、だと思う。「難しさの1つ」って言っておいて2つ書いちゃった(笑) 音楽は、それができてなかった、ってのが上手くならなかった多くの理由の1…

カード・アクロスその後

Paul Harrisのカードアクロスを練習し始めて結構な時間が経ってしまった。だが、どうも上手くできる自信が持てないままだ。数回、実演してみて、タイミングあるいはニュアンスの面で「通じる」という感覚は得た。だが「上手くいってる」という感じが全然しな…

マーカ・テンドー師逝去

いやー、シンプルな言葉だが、とにかく、残念である。 思えば、オレが現在のようなクロースアップ・マジック中毒になるきっかけは、マーカ・テンドー師だった。 20数年前、いやもう30年ぐらい前か、何かバラエティ的なスペシャル番組で、師がトライアンフ、…

Straightwist「正直者」by オレ

Max Mavenの"Exitwist"という作品(あの邦訳本では「ひねくれ者」)がある。これ、同一カードで行うツイスティング現象なので、実は名刺でも実演可能だろうと思って取り組んだのだが、失敗だった。ビデオに撮ってみてわかった。 名刺でやるということは、ト…

GWの有効利用:新作と動画

長かった今年のGWも、もう終わりである。と言っても、昭和の人間の感覚からすれば、2日飛んでまた土日の2連休だから、まだ「飛び石連休」の最中のような気がしてしまうが。(「飛び石連休」なんて言葉、久しく聞いてないなぁ)今回は、まず妻の入院継続中…

マジシャン川柳 (2)

去年の9月末の記事の続き。詠み人はよめさんである。 店じまい カードふやける 風呂上がり カードマジックは好きだが、風呂に入ったあとには演じない‥‥これはきっと御理解頂ける方々も多いのではなかろうか? ちなみに、もともとオレは掌にはよく汗をかくの…

「この人達を納得させられたらOK」な5人

たぶん、この人たちに納得してもらえる演技ができれば、その作品のその演技は上手くいってるのだろうなー、という人たちを挙げてみる。普段、練習するときに、この5人が観客であることをイメージしながらやれば、ずいぶん違うんじゃないかなと思った。‥‥で…