Mojave導入・Office 2019など
4月からの新入生向けパソコン実習ではやっぱり最新版OfficeであるところのOffice 2019を使って講義をしないと格好が付かんだろうということで、社内向けのボリュームライセンスで提供されているOffice for mac 2019をインストール。
…しようとすると、Mojaveじゃないとダメとか抜かしやがる。いろんなソフトウェアのアップデートが必要になるけどそんな時間ないし、何よりもうメインマシンのMBAがクラッシュする寸前だし、ということでEl Capitanのままだましだまし使ってたんだけど困った。悩んだがMojaveを入れることにした。
特にトラブルなくインストールできた模様。フォントが全体的に小さくなったのが老眼的な意味でつらい。
どうも普通に使ってるとCPU温度が60℃ぐらいまで上がったままになってしまうようだ。それに合わせてファンも常に1000-1200rpm程度で回ってる。死期を早めてる感が強い。いろいろ観察したところ、どうやらEvernoteが起動していなければ40℃台までは落とせるようだ(それでもファンは止まらず1000-1400rpm程度で回り続ける)。
EveryTwitteIt! が動かなくなった。
諦めてサクッとアプリケーションフォルダから削除。ちょっと検索するとTweetTrayというのがいい感じに見えたので
https://github.com/jonathontoon/tweet-tray/releases
からtweet-tray-1.1.5.dmgをDLしてインストール(アプリケーションフォルダに入れるだけ)。
TypeIt4Meが動かなくなった。
が、TypeIt4MeのFAQ
に書いてある通りにやったら動いた。助かった…
「お月見イベント」ステージショー
毎月新ネタマジックを2年間、の記録
この2年間、東京におよそ月に1度のペースで行く仕事があり、その度に開かれる宴会で、「同じ演目を2回やらない」「毎回(見てくれるみなさんにとって)新しいネタ」という企画で、手品を一つ演じていた。
勢いで言い出したものの、これが時間が無い中ではなかなかの難事業だった。おかげでマジシャンとしてのレベルは一つ上がったように思える。自画自賛。そこで、この2年間の演目一覧を記録のため(というか「記念」としt)残しておく。
- 口からトランプ
- ポケットリング
- Mental Photography Deck (Joe Berg)
- リング・オン・ウォンド
- Card At Any Number (Jimmy Grippo)
- Sun and Moon (Albert Goshman)
- Cardwarp (Roy Walton)
- Ambitious Card (Dai Vernon)の僕手順
- ゆうきとも師の宝くじのビルチェンジ
- Professor's Nightmare (Hen Fetch and Bob Carver)
- 大宴会スペシャルその1
- Color Changing CD (いわゆるシルクセレナーデのCD版で、シルクを使わないでパケットトリックみたいに演じるもので、原案はトリックス八重洲の人らしい)
- カードの読心術(『奇術入門 メンタル・マジック』収録の、サイステビンスのやつ)
- Homing Card (Francis Carlyle) + 51 cards to the pocket (Philippe Socrate/David Williamson)
- Invisible Deck (デック立てたままでやるやつ)
- Pocket Technicolor Prediction (Martin Lewis)
- Flying Colors (Rajan) ←ポーカーチップでやる3Fly
- Mirage Deck (ふじいあきら師がTVでやってた手順で、僕がストーリーだけを変えたもの)
- しあわせの書 (泡坂妻夫)
- Scotch and Soda
- カメレオンシルクのカズ・カタヤマ師のやつ
- Out of sight, out of mind (Dai Vernon)
- Acrobatic Knot (Daryl)
- Reformation (Guy Hollingworth)
- 大宴会スペシャルその2
- 白紙のメモが一万円札(っぽいもの)になるビルチェンジ
- Disney Magic Book
- 新幹線 (Phil Goldstein)
- Jumbo McCombical Deck (Billy McCombe)
- 僕のラージ・リングの手順
こうして並べてみて、振り返るに、我ながらいい作品をやってきたなぁ、我ながらなかなかいい選球眼だったなぁ、という気がする。自画自賛。
準備はしたものの、バックアップとして用意していただけで出していない作品もいくつかある。テンヨーの「超スプーン曲げ」とか、Odd Ball 2 (Marc Oberon)とか、いわゆるメンタル・ロック(Eko!氏の「0120」)とか、Charming Chinese Challange (Troy Hooser)とか。いわゆるチャイニーズ・ステッキもやりたかったけど、「僕でも伝えられるオチ」が作れなくて断念した。また、リンキング・シガレット(安田邦夫/ふじいあきら)やテンヨーのサイキックペンなんかも扱い切れなかった。他にも、スポンジものが全くできなかったのも残念だった点。
この連続企画(?)を始めるまでは、机の上に敷いたクロースアップマットがステージ、みたいなほんまのクロースアップの間合いの作品ばっかりやってきたけれど、宴会芸…「サロン・マジック」ぐらい?…の間合いで見せる作品をたくさん覚えられたのが、ものすごく大きな収穫だった。
他にも続けてみて一つ実感したのは、よく、「手先の技の印象が立つ作品とメンタルマジックは相性が悪い、同居しにくい」という話が言われるんだけど、そうでもないんじゃないかな? ということ。もちろんフラリッシュをバッキバキにやるのは別だけど、やっぱり、演者のキャラに統一感があれば、同じように同じトーンで同じタッチで扱えるんじゃないのかなぁ、と思った。僕の中ではシームレスに演じられたし、ふじいあきら師やゆうきとも師、あるいはとひ師を始め、実際の演技を見せていただいた印象からも、そのように思っていたことでもある。やりたいことをやりたいようにやれば良い、ただし、やりたいことはどんなことなのかを自覚しなくちゃね、ということなのだろう。
しかし、逆に言うとこの2年間は「そういう間合いの作品しかやってない」状態だったので、そろそろ、どクロースアップの作品を覚えたくなってきた。バカだねぇ(笑)
お月見マジックショー
昨夜は十五夜、中秋の名月の夜ということで毎年恒例の『お月見カフェ』イベントだった。
今年の『お月見カフェ』ではInterlakenさんでの「お月見パーティー」、要はライブのトリとしてのマジックショーだった。去年と異なりステージ上でのパフォーマンスなので、いつものクロースアップのレパートリーは使えないため、「月や宇宙に関係したネタ」縛りは諦めて、普通のサロンマジック的なレパートリーを並べて、20分をなんとか乗り切った。「20分ぐらいすぐだろう」と思っていたので、こんなにたくさん演じるつもりはなかったのだが、案外時間が余り気味で、7つもやってしまった。たぶん、早口で、しかもせかせかやってしまったのだろう。ゆったりやらないといけない。
発見だったのは、今回初めて実演にかけたカメレオンシルク。まだハンドリングがしっくりきていないままとはいえ、予想していたポイントとちょっとずれたところでお客様からのリアクションが起こっていた。なるほど、そうなるのか…という感想。今回の感じを踏まえて、もっとやり込まないといけない。
以下演目の記録:
- Flying Colors (Rajan)
- Pocket Technicolor Prediction (Martin Lewis)
- カメレオンシルク (カズ・カタヤマ)
- Acrobatic Knot (Daryl)
- Invisible Deck ("to be visible" presentation)(Joe Berg)
- Jumbo McCombical Deck (Billy McCombe)
- Large Linking Ring Routine
gcc6のインストール(gfortranの更新)
ちなみに、上の作業より前に、gfortranはgcc5を抜いて最新のgcc6に入れ直していた。
一応、最新版がどれかを確認。
$ port search gcc6 gcc6 @6.3.0 (lang) The GNU compiler collection mpich-devel-gcc6 @3.3a1_4 (science, parallel, net) Message Passing Interface (MPI) Library mpich-gcc6 @3.2_4 (science, parallel, net) Message Passing Interface (MPI) Library openmpi-devel-gcc6 @1.10.99_36914 (science, parallel, net) A High Performance Message Passing Library openmpi-gcc6 @1.10.3 (science, parallel, net) A High Performance Message Passing Library Found 5 ports.
多分最初のでいいのだろう
$ sudo ports uninstall gcc5 $ sudo ports install gcc6
後者は3時間くらいかかっていたので、もしこれも手で入れなおすことになったらどうしようかと思っていたが、以下のように解決したのでセーフ。
ライブラリが見えずコンパイルできないエラー
ld: symbol(s) not found for architecture x86_64 collect2: error: ld returned 1 exit status
のエラーが出てコンパイルできない問題。ググってみると、ライブラリlibcfitsio.aのパスを-L/opt/local/lib/ などと指定してやれば解決するぜ、ってのばっかりなんだけど、これでは解決せず、途方に暮れていた。
解答はここにあった。
静的ライブラリ (.a) の作成と利用
http://www.yunabe.jp/docs/static_library.html
静的ライブラリをリンクする場合は、引数で与える静的ファイルやオブジェクトファイルの順序が重要になります。 基本的にはAがBに依存しているなら、AをBの前に引数で与えなくてはなりません。
知らんかった…まさか引数に順序があったなんて…orz
ということで、
$ gfortran-mp-6 -lm -L/opt/local/lib/ cookbook.fとかやってたのを
$ gfortran-mp-6 -lm cookbook.f /usr/local/cfitsio/libcfitsio.aとやったらスパッと通った!