年頭挨拶2019

明けましておめでとうございます。年越しの夢は、Twitterで、ネタにうっかりマジレスしてしまったカコワルイ僕のツイートが20分で7万RTと猛烈にバズって不覚にもトレンド1位入りしてしまい、無念・傷心のツイ消しして新たに火消しツイートしようとするも、思いっきりタイプミスしたまま投稿してしまう夢でした。本年もよろしくお願いします。

2018振り返り

パーマやめた。その他もろもろ、ファッションの御指導をたんまりと頂戴した。giadaのみなさんありがとうございます。

仕事に関しては、大きな仕事を抱えていたのが終わり、自分の仕事がようやくできるかと思ったらまず前期は新担当科目すなわち新入生向けパソコン実習「情報基礎演習」でほぼ潰れてしまった…。これはかなりこたえた。しかも来期の同科目の仕込み(教材ビデオ作成)を後期にやってるはずが全く…。「研究者たるもの、すべての活動は最終的には論文に落とし込まねばならない」というお題に深く納得し、さてこの科目を担当することは何になるだろうかと考えた。実は前年度から始まったデジタル教育コンテンツ(デジタルな「教育コンテンツ」)の作成・利活用とその促進をミッションとする教育コンテンツ部会のメンバーに当たっていて、何か教育コンテンツを作成・利用する実績を作らなければいけないこともあって、この科目をいわゆる「反転授業」にしようと企んでいた。このことを踏まえて、「BYOD化+人文社会系学部+初年次教育+反転授業=?」という教育実践論文にまとめることを目指して…い…たんだけどなぁ…。しかもこの科目、どうやら2019年度で打ち切られそうだしなぁ…。

さてこの仕事状況の悪化について考えるために、より詳しい仕事状況を可視化する目安として、メールの処理状況を見てみると

  • 日々のメール着信のペースはここ2〜3年と同程度か、ほんのちょっと少ない?
  • メール受信箱に溜まった未処理メールが減らない

ことがわかった。問題なのは後者の未処理メールである。いわゆるInbox Zeroと程遠い状態ということ。メールは仕事を運んでくるものなので、メール着信ペースが変わらないのに未処理メールが減らないというのは仕事の回転が落ちたということ。もっと働けということだ。タスク管理ツールであるはずのOmniFocusに山盛りの未処理タスクがずーっと何年も居座っていて、タスク管理ツールじゃなくてただのリマインダーツールになってしまっていることと裏表なのだろう。

プライベートでは、なんと言っても長男の中学入試受験勉強である。受験制度も受験業界も僕らの頃とは全然違うので感心するばかり。本人はどうも僕から教わるのはイヤなようなので精神的サポートに専念した1年間だったような気がする。3年後は次男坊だがどうなることやら…

もう一つ大きかったのが、公私にわたり加速度的に忙しさが増す肝腎の11月から「咳ぜんそく」を患ってしまったこと。「オトナのぜんそく」などとも呼ばれるようだけど(笑)、近年その存在が認識されるようになったんだとか。いわゆる本格的な「気管支喘息」になる手前の状態で、ここでしっかり手当てしておかないと気管支喘息に進行してしまうんだそうで…。症状が治まるまで治療に「半年はかかる」と言われたけれど、もう11〜12月は文字通り発作とあばら痛で起き上がれず、身動き取れず、でもろくに眠れずで、全ての作業効率が劇的に悪くなってしまった。年末には持ち直して寝返りも普通に打てるぐらいまで回復できたのは、たまたま近所の内科医の専門分野に喘息が含まれていたっぽいことが奏功したのかもしれないので、そうでなかったら今頃は公私全業務崩壊だっただろう。

心に引っかかっていることが一つ。3月に「最近の『知的におもしろいと思ったこと』って何ですか?」と学生さんに尋ねられて、パッと出てこなかった自分に大変がっかりしたことがあった。普段から僕は「大学は(役に立つことを身につけるところではなく)おもしろいことをするところだ」と言い続けていて、そのことに共感してくれている学生さんからの問い掛けだっただけに痛恨の思いだった。そういう意味で、数少なかった喜ばしいことの一つが、天文学者…とはとても言えないので「天文学の専門的訓練を積んだ人」としての顔でのお仕事を新たに頂けたこと。単年度のお仕事が1件、これからも(少なくともしばらくは)続く仕事…というか新科目担当が1件。昨年度までの2年間にも天文関係のお仕事がありましたが、やっぱり、こういう仕事は、やっていて楽しいですね。

2019を迎えて

長男の中学受験がどうなるかわからないけど、中学生になることだけは間違いない。それだけでも、我が家全体が、ハードもソフトも大きく変わる。長男本人は、反抗期だし、なるようになるのを生暖かく見守るしかないんだろう。また、そういう変化が(あるいはそういう変化を利用して僕らが)、悪ガキ・クソガキ街道まっしぐら(笑)の次男坊(春から新小4)に良い影響を与えることになればいいんだけどなぁ、とも思う。ともかく1月を無事に乗り切ることが全て。

僕自身について言うと、まずは年始からトップギアで仕事しないとまずい(^_^;
とにかく今期末までの仕事がヤバイ。その中で、来期「情報基礎演習」の反転学習用ビデオ教材作成がどれだけ出来るか、が来期(の仕事上の自由度)を左右しそう。

金星の仕事上の上司に当たる先生からの年賀状には

今年「は」研究しましょう

とメッセージが書かれていた。いや全く仰る通り…。2018年度はびっくりするほど、全く、キレイさっぱり研究できなかった。いや、ここ何年も、かもしれない。これではとても学者とは言えない。

その他にももちろん、趣味も研究も、いわゆる「今年の目標」に書きたくなるような「やりたいこと」は山ほどあるけれど、このうず高く積もった山をどうにかしないと、全く現実味がない。

…とまぁ、そんなわけで、2019年の見通しとしては、1〜3月をなんとかしないといけないし、1〜3月にどれだけのことが出来るかで来期のありようが大きく左右されるし、それ故にそれ以降の見通しは立てられない、といったところになるでしょうか。

まずは初出勤となる1/4は、1/7からの本格操業のための準備と、「やっておかなければ気になって仕事に集中できなくなりそうなToDo」をやっつけること、から始めたい。