久々に「宴席ライブ」やってきた。
探査期計画に関する会議に出席するためのはずが、なぜか「マジック期待してるからねー」とのご用命を受けて臨んだ出張。宴席にて、久々に暴れてきた。
- 白紙がお札に変わるやつ(東京マジックの)
- メンタルフォトデック
- カードスプリングデック(?)
- デビリッシュリー・ダイレクト [Marlo, 高木]
- カード・アクロス [Paul Harris]
- ポケットリング・ルーティーン2
でおしまい。そこかしこでふじいあきら師直伝の「口からトランプ」を混ぜつつ。あ、その後、会話の流れで、4枚の名刺が1枚ずつひっくり返る自作の「Straightwist」もやった。
ラインナップは、ここんとこ忙しくて新ネタを仕入れるヒマなんぞ一切無かったので、昔からやり慣れた(その割には鉄板とは言いがたいが‥‥)作品を並べてみた。
お客様は、何というか、オレからみて「お姉様」の方々3人と、(男性の)教授の計4人。
「至近距離」即ちクロースアップ・マジックのライブの破壊力を体感したことのない方々だったようで、もんのすごい喜んで頂けたようだった。何よりである。
パフォーマンスそのものがそれに値するものだったかどうかは別問題である。表情を察するに「あ、今のは見えてたな」という箇所がちょっとあったようだった。以下に反省点。
- 白紙がお札に変わるやつは、
- スタート時点の「位置」がパッとわかるような工夫が必要
- 現象を起こした瞬間〜直後のハンドリングを決めておかないとダメ
- メンタルフォトデックは、本当に素晴らしい。サイドスティールで「パシッ」とでっかい音が出てしまったのは反省。こんなに簡単でこんなにビジュアルでこんなに不思議な手品をオレは知らない。なぜみんなやらないのだろう?‥‥あと、「ちょびスティック」を発見したシオミ師に感謝、(-人-)ナムナム、である。
- ポール・ハリスのカード・アクロスは、やっぱり名作だ。「ライブ」でのリアクションから察するに、下手なメンタルものよりよっぽど破壊力がある(当社比)。
- しかし今回のカードアクロスで残念だったのは、カードを消して行く時、いつもなら2枚目はテントバニッシュなのだが、座ってる席の角度の問題でテントバニッシュができなかった(座ってた席がテーブルの「右手前の角」だった)ため、2枚目・3枚目両方ともラブバニッシュになってしまったことだ。やっぱりラブバニッシュが通用するのは1回だけだなぁ。しかもラブバニッシュを最初にやった「2枚目の消失」は2枚のパケットの1枚を消す時だったから、その時点で微妙だった。
- あと、ゆうきとも師にアドバイスを頂いていたことだが、チャンスがあるごとにこの作品をやっていて、少しずつ、お客様に手を動かしてもらうときの指示の出し方、というか、こちらの気持ちのあり方、がわかってきた。ような気がする。気のせいかもしれないが。ゆうきとも師にも(-人-)ナムナム、である。
- ポケットリングも、良い手品だ。相手に1本持たせてのクラッシュリンク、教授が目を丸くしていた。やはり紀良師の言う通り、カバー無しでさくっとつながるこのクラッシュリンクの破壊力は、あなどれない。