カード・アクロスその後

Paul Harrisのカードアクロスを練習し始めて結構な時間が経ってしまった。だが、どうも上手くできる自信が持てないままだ。数回、実演してみて、タイミングあるいはニュアンスの面で「通じる」という感覚は得た。だが「上手くいってる」という感じが全然しないのだ。この「上手くいってる」というのは「上手である」という意味ではなくて、んー、安定的である、というか、少々のことがあっても演じ切れる気がする、というような感覚のことである。カードアクロスに関しては、まだ、ちょっとほころびが生じたら総崩れになりそうな不安が払拭しきれないのだ。
当初、自信の無かった「初めの確認」のところは、むしろ何とかなる気がしてきた。問題は、ほとんど唯一の「技術的」な、あの一瞬の、あの技法である。どうしても自分の指に及第点があげられない。「実戦で培うノウハウ」と根本的に違うポイントが下手な気がする、というか、根本的にそれが下手な気がする。何が悪いのかわからないが、ゆうきとも師がmMLで解説している手法だと、何故か音がしてしまう。アードネス本の方法を現在は採用しているのだが、どうも仰々しいし、フラッシュしがちになってしまう。
困った。