San Francisco 5日目

5日も居れば、英語も分かるようになる‥‥といいなぁ。
とにかく英語が眠い。アメリカでアメリカ万歳な話を自慢げにするのは仕方が無いのだが、かなりうんざりする。まぁ、「成功した奴だけが言えること」だから仕方ない。また、米→日の移動に伴う時差ボケは大したこと無いと言われるが、日→米のそれはキツいと言われる。本当にキツい。ようやくマシになってきたとは言え、夜にうまく眠れず、知らず知らず(知ってるけど)疲れが溜まってるのかもしれない。
お昼に家族とSkypeした。おとーしゃん!と画面を指差す息子を見て単純に喜ぶ。その後、夕方には、iChatで、1限の自分の担当講義に参加。というのも、休講ゼロ運動が盛んなうちの大学では出張でも休講はなかなかさせてもらえないので、別の先生に代講を頼んでいたのだが、この1限の講義は内容的にネット関係の話をしていることだし、時間帯もちょうど良いしで、iChatでライブ中継しようかという話になっていたのだ。とりあえず、口からトランプを出しておいた。あと、本当にサンフランシスコに来てるんだよと証明しようと窓の外の道路を見せて「ほら右側通行でしょ」って言ったら一方通行の道路ばっかりだった。それなりに時間つぶしになって先生の負担も減らせただろうし、学生もそこそこ面白がってくれていたようだ。
お昼ご飯は、昨日の反省を活かして、学会会場の売り場のシーザーサラダにした。ブルーチーズが入ってないことと、昨日は書かなかったがドレッシングがイマイチだったので、シーザードレッシングとのセットで手堅く行こうという算段、が選択の理由である。ぱっさぱさのチキン以外はおいしく食べられたが、昨日のサラダに入ってた「何か」が入ってなかったのが残念。おいしかったのに。「何か」というのは何かの草なのだが、ハーブではない‥‥と思う。ちょっとクセのある草というか、草っぽい味がする草なのだ。
問題の晩ご飯は、‥‥結局誰にも会わないのでひとりごはん。昨夜のところの真向かいにあるこれまたJazzを売りにしたレストランに行こうかと思ったが、混んでいて断念。チャイナタウンに行こうかとも迷ったが、中国人はアメリカ人よりも何考えてるかわからんので(←超偏見)、日の出てない時間帯に一人で行くのは気分的にちょっと怖い。結局なんとなくUnion Square方面へ歩を進める。ケーブルカー発着所についてしまい、一瞬「フィッシャーマンズウォーフに行っちゃう?」との思いが脳裏をよぎるが、自制する。バーガーキングが目の前にあり、もうこれで済ませてしまうか、との思いも脳裏をよぎるが、同じ敗北でもハンバーガーよりはマシか、と思って数日前にも行ったHerbert's Mexican Dinerに入った。Salsaと言ったつもりが通じずSour Creamをどちゃっとかけられてしまいがっかりするが、食ってみると案外美味しかった。というわけで今日は【SFで食う】シリーズはお休み。
明日は出たいセッションがないので観光したいが、仕事が山積み、てんこもりである。全然進まない。というのも、「アメリカでやってしまえ!」という仕事以外に、リアルタイムでの、つまり現在発生中の細々した仕事がメールでやってくるので、それをこなしていると、予定していた仕事に手が回らないのである。困ったことだ。