夕焼け実験、ピーンチ!!

うーん。今のままではどうやっても透過光(夕焼け)が青くなりそうにない。来週の月曜にはその『成果』を発表しないといけないというのに。

でも人間切羽詰まると何か思いつくもの。起死回生の一発として思いついた策は、現在のところミー散乱主体で考えて試料にシリカサンドを使っているが、学生実験でやったようにHematite-richであるところのレンガ粉末に切り替えてみるという作戦だ。もしこれで透過光が青くなるようなら、それはそれでサイエンス的に面白い結果となる。というのも、現状では、『地球の場合には大気分子によるレイリー散乱によって昼間は青空&赤い夕焼けになっているが、火星の場合にはダスト粒子によるミー散乱によって昼間は赤空&青い夕焼けになる』と説明されているが、もしレンガで青くなったとすれば、火星の赤空&青い夕焼けを作る成因としては、ミー散乱よりもむしろ赤土による効果がdominantである、という、一つの学説を提唱できるからである。

青くなったらいいけど、それよりも、間に合うかなあ。(汗

演目(ルーティーン)の名前の由来と現象とパターの関係

id:dr-kojiさんへの私信も混じりつつ、ってかんじで。
http://d.hatena.ne.jp/dr-koji/20050516#p2にその現象の概略があるけれど、それって、以前『爆笑おすピー問題』のマジックスペシャルでムッシュ・ピエール師が優勝した時にマンモスカードでやってたやつのことかな?
その時ピエール師が、ホンマに『サイド』に『ウォーク』すると、『おかしなこと』が起こってたけど、もしその演目が『サイドウォーク・シャッフル』なのだとすると、名前の由来が合わさって、全体像が『納得!』と思ったんだけど‥‥どうなんだろう。

バーノン教授の『Triumph』(デックを取り上げ変な混ぜかたを勝手にしちゃった観客を撃退した話)や『Ambicious Card』(上昇志向の強いカードだからという話)、あるいは『Twisting Aces』(つむじ曲がりのカードに言うことを聞かせるためにTwisting Moveをする話)、あるいはコインならデヴィッド・ロス師の『Hanging Coins』(コインを空中に吊り下げる話)、ネルソン・ダウンズ師の『Miser's Dream』(貧乏人の夢を実演する話)のように、タイトルとパターと現象が合致してるような感じで、なんかイイなぁ、と。