MBS『マジシャン100人大集合!』とか何とかいう番組 on June 15, 2005 (Sun)

自宅で、まさに昼飯を食おう、という時、ちらっと『何かTVでも点けてみるかな』と思って新聞のTV欄を見たら、この番組が1分前に始まったことに気付く。速攻でとりあえず録画しながら、夫婦で見ながらご飯ということになった。

マジシャン100人っていうからみんなプロかと思いきや、60%以上がアマチュアの、しかもマジック倶楽部の会員、しかもしかもおっさんおばはんばっかしっていう構成。

残りのプロの皆さんも、ビッグネームは居ない。なんたって最前列がモンタ&一億だもん‥‥あ、『I&I』のTAKA 南さんと、『MagicTable』の村上さんを発見したので、今度行ったら感想など聞いてみよう。

それよりびっくりしたのが、この番組、MBSがおそらく関西エリア向けに制作していると思われるところ。だってメインの司会が柏木アナウンサーだよ(爆)。しかもたまに振られるマジシャン達も、スッパイダーマンとかガム噛んでるジーサンとか、もう、全編通じて、ぐだぐだのぐずぐずのトーク。これがたまらなくぐったりして面白いのがポイント。まるで『ちちんぷいぷい』を見ているようなかんじと言えば関西地方の人はわかってもらえるかもしれない。番組のオチとなるべき最後のアンケート『やっっっぱりマジックって良いなぁ、と思う人スイッチオン!!』でYESと答えたのが87人ってビミョー過ぎ!!(爆爆爆)ゼンジー北京師匠のラスベガス初ステージ感動体験記もこっぱみじんにふっとぶグダグダ加減で番組終了。2時間半、ムダに疲れる番組だったよ(笑)

本家HP、改装作業開始

『そんな学生のまんまのことばーっかり書いてるから就職でけへんねん』という身内の皆様の批難轟々を受けて、本家HPを改装することにした。本家の元アドレスには『いかにも研究者』な感じのページのみを置き、既存のコンテンツは、身元の分かる情報を削除の上、別アドレスへ引っ越しすることにした。‥‥この作業、いつ終わることやら。

マニアも非マジシャンも面白いレパートリー

ってなかなかない/作れないよなぁ。バー『I&I』に何度か行って、店長やTAKAさんが見たいというので見せると、あまり喜んでくれないのだが、この間の手品板のオフ会でShanla師をお連れしたところ、Shanlaマジックショーになり、店長およびTAKAさんが喜ぶどころか驚いていたのを目の当たりにして、少なからずショックを受けたのは正直なところではある。http://matsuda.cool.ne.jp/の『ねこぱんち』で言うところの『リミット』の問題であろうか、などと深く悩んだりするわけではないが、しかし、うーん。

とりあえず既存のクラシックなルーティーンを美しく演じるだけではたぶんダメであろう。とは言うものの、『うわー、マニアックですねぇ(笑)』という反応も望むところではないのだ。何らかの『新しさ』と、『マニアでも追えないぐらいの熟練度』とが必要なのだろう。そして、我輩が演じるのであるから『楽しさ』を感じてもらえなければならない(これが一番大事だ!!ここに我輩の演技のアイデンティティが存すると言っても過言ではない)。

話を戻して、少なくとも『マニアがフォローできない』という点に着目すれば、1つ考えられるのは、『見た瞬間に何をする/しているのか特定できる技法』を排除することであろうか。カードなら、コンビンシングCやDL、パス、アードネスのカラーチェンジなどなど。コインならFドロップやSパス、Dパーム、HPCムーブなどが相当するだろうか。ところがこれらを排除するというのは、はっきり言ってもんんんんんのすごくキツイ制限である。だからと言って、できるだけテンヨー系みたいな『変なギミック』には頼りたくない(http://www.kawachi.zaq.ne.jp/attoodoroku/の『パーフェクトちくわ』みたいなのは例外)。

むむむむむむ‥‥。