マニアも非マジシャンも面白いレパートリー

ってなかなかない/作れないよなぁ。バー『I&I』に何度か行って、店長やTAKAさんが見たいというので見せると、あまり喜んでくれないのだが、この間の手品板のオフ会でShanla師をお連れしたところ、Shanlaマジックショーになり、店長およびTAKAさんが喜ぶどころか驚いていたのを目の当たりにして、少なからずショックを受けたのは正直なところではある。http://matsuda.cool.ne.jp/の『ねこぱんち』で言うところの『リミット』の問題であろうか、などと深く悩んだりするわけではないが、しかし、うーん。

とりあえず既存のクラシックなルーティーンを美しく演じるだけではたぶんダメであろう。とは言うものの、『うわー、マニアックですねぇ(笑)』という反応も望むところではないのだ。何らかの『新しさ』と、『マニアでも追えないぐらいの熟練度』とが必要なのだろう。そして、我輩が演じるのであるから『楽しさ』を感じてもらえなければならない(これが一番大事だ!!ここに我輩の演技のアイデンティティが存すると言っても過言ではない)。

話を戻して、少なくとも『マニアがフォローできない』という点に着目すれば、1つ考えられるのは、『見た瞬間に何をする/しているのか特定できる技法』を排除することであろうか。カードなら、コンビンシングCやDL、パス、アードネスのカラーチェンジなどなど。コインならFドロップやSパス、Dパーム、HPCムーブなどが相当するだろうか。ところがこれらを排除するというのは、はっきり言ってもんんんんんのすごくキツイ制限である。だからと言って、できるだけテンヨー系みたいな『変なギミック』には頼りたくない(http://www.kawachi.zaq.ne.jp/attoodoroku/の『パーフェクトちくわ』みたいなのは例外)。

むむむむむむ‥‥。