ワカメのアーリオ・オリオ・ペペロンチーノ
アーリオ(aglio)=ニンニク
オリオ(olio)=オイル
ペペロンチーノ(peperoncino)=唐辛子
飲み食い以外に何にもする気になれない日々であるが、最近、家人から「ワカメ使い」との称号を与えられている。ワカメ料理をするからだ。
- エリンギ:3本
- まいたけ:1袋
- ニンニク:2かけ
- 鷹の爪:半分
- しらす干し:1袋
- ワカメ:水で戻して丼が半分ぐらいになる程度
- 白ねぎ:一本の白い部分
- グリーンオリーブの実:5個
- オリーブオイル:最初にレンゲ一杯、最後のほうにレンゲ一杯追加(後述)
- 普通のサラダオイル:レンゲ2杯
まずは材料を切る。ニンニクは3mm角程度にみじん切り。エリンギは長さ方向に半分、厚さ3-5mm程度に。グリーンオリーブも厚さ3mm程度に輪切り。ワカメはいつもの島原産のものを切らしていたので今回はマックスバリューで買ったカットわかめを使用。
白ねぎは、3センチ程度の長さに切る。ただし断面が斜めになるように切る。これを斜めぶつ切りと言うらしい。ものの本によると、噛み切りやすいよう浅く切れ目を入れると良いということらしいので、入れてみた。
サラダオイル:オリーブオイル=2:1にした油にニンニク片と鷹の爪を入れ、弱火で香りを移す。ニンニクの色が変わり始めたら火を強め、先に白ネギを入れ、後からエリンギを入れる。できるだけ動かさないようにフライパンに並べて入れる。これは焼き目をつけるため。
焼き目がついた頃にまいたけをほぐしてバラバラにしながら入れる。あまり間をおかずにオリーブの実を入れる。続けてワカメを入れる。塩とこしょうで味を調え、ワカメがほぐれないのでこのタイミングでもこみちばりに「追いオリーブオイル」を入れる。最後にしらすを入れる。しらすを投入した瞬間にキッチンが生臭くなった。やはりしらすは魚なんだなぁと思った。
そうしてできたのが、これ。
Snapdishカメラの機能を使ってコントラストを上げてもこの見た目(笑) ワカメ料理を美味しそうに撮るのはすごく難しい‥‥。彩り感が出ないんだよなぁ。醤油ベースで和風・生食系で仕上げるなら最後に白髪ネギでもトッピングすればいいんだろうけど、イタリアン仕上げだからなぁ。うーん。
家人曰く「オリーブが入ってなかったら、そのままご飯にのせてごはんがススムくんとして食べようかなというところ」なのだそうだ。オリーブが「これは洋食なんだ」と思い出させるんだとか。また、子供達もおいしいおいしいと食べてくれていた(子供が食べられるように塩・コショウ・鷹の爪を控えめにしてある、という要因もあるだろうけど)。
この料理は、本質的には、ネギやキノコ類も不要で、要するに、いわゆる「ペペロンチーノ」のパスタをワカメに代えたものだ。実際、シンプルにワカメだけで作っても美味しいおつまみになる。黒光りしていて、やっぱり絵的には良くないんだけど‥‥