「こそあど」+「か」?

次男「ウルトラマンダイナが『あなたなちから』を手に入れる!」
僕「いやいや、『あなた』じゃなくて『新たな』だしwww」
よめさん「それ『かなたなちから』だったらすごい遠い感じだよねwww」

…という会話があって、突然気がついたのだけど、

「あなた」という、現在は二人称で用いられる単語は、

  • こなた
  • そなた
  • どなた

と同類の「こそあど言葉」の一つなのか…!
こう並べてみると、「あなた」だけが異質な性質を持っているのがとても興味深い(イントネーションも違うし)

…ということに加えて、もう一つハッとしたことが。

上記のこそあど言葉の中の「こなた(此方)」の意味の一つは「現世」で、それに対応する「あの世」を表す語は「かなた(彼方)」である。
ということは、本来は、指示語を示す語は「こ」「そ」「あ」「ど」に加えて、「か」があったのではないか!?!?

…なーんてことをあれこれと思いながら飲むワインは格別であることよ(笑)