Singapore3日目

昨日「非日本製レッドブル」を飲んだが、特に変わった効果は感じられなかった。
朝、廊下で「おはよう!」「行こうか」という女性の声が響き渡り、明らかに隣の部屋で出入りしている物音が聞こえる。そうか、隣の宿泊客は日本人だったか…せっかくだから手品動画を撮ってみようと思っていたんだが、セリフを聞かれると「何やってんだ?」ってかんじになってしまうなw

早く行かなくちゃ、と思いつつ、ネットがあるうちに、電源があるうちに、と雑用をしていて、結局宿を出たのが10時過ぎてしまった。MRTでHarbourFront駅へ。下車して駅ビルのVivoCityを上がる途中に、NATIONAL GEOGRAPHICの店を発見!これはアツい!と思って入ってみた。うーん、惜しい…Singaporeならではのグッズがあれば即買いなんだけどなぁ。ベルトが売ってたんだけど、それにはNATIONAL GEOGRAPHIC LONDONとか書いてあったし…。

そういえば、昨日、セントーサ島に渡る前に昼食を求めてVivoCityビル内をうろうろしたとき、ダイソーを見つけた。インチキ臭い手品グッズでも売ってるかなと思って入ってみたら、見事に日本のものばっかりだった。しかも店内のBGMがプリンセス・プリンセス「世界で一番熱い夏」だったので爆笑。いやー懐かしい。よくFMで聴いたなぁ。っていうか歌詞が勝手に出て来るのが自分でもビックリした。

会場に到着。まずは、何はともあれ、ポスターを貼る。隣も日本人研究者のポスターなので、とてもイヤだ。英語がどうしようもないのがバレちゃうじゃないか。

サクサクつながるネット環境に「禁断症状の逆の症状」を感じつつ、オープンスペースで雑事を黙々とこなす。盆明けの集中講義明けの飛騨出張の書類を作成。メール2、3件を処理。

昼食のため外へ。どうしてもシーフードが食べたかったので、マップを見ると、Singapore Seefood Republicなるレストランがある模様!これは行かねばなるまい。少々迷ったけれど、Waterfrontと呼ばれる一角にあった。とても眺めの良いところだが、人影はほとんどない。隣の店はつぶれていた。

メニューを見ながら迷う。結局、エビの揚げもの的な何か?にアヒルの卵をどうにかしたもの、蒸したハゼのガーリック風味、シーフード炒飯をオーダーした。来てみてビックリ、ハゼが30cmぐらいのものだった。ハゼって言うから10cmのちょっとした料理だと思ったのに…結局、炒飯にはほとんど手をつけられなかったので、お持ち帰り(こちらでは"Take away"という言い回しを使うそうだ)にした。明日の朝ごはんにでもしよう。

会場に戻り、説明のセリフを考える。が、いろいろ気になることがあって、全然アタマに入らない(^^;
ポスターセッションの時間になったが、英語の仕込みを仕切れなくて、まぁ、コアタイムは後半でいいや、ぐらいの感じで30分遅れで自分のポスターの所に行くと、S先生が(汗)そうだった、ミーティングするって言ってたんだった(滝汗)

S先生とのミーティングは重要で、こんどの科研費プロジェクトをどう設定するか、ストラテジーをどうするか、という問題が一つ。もう一つは、科研費を取れるか取れないかに関わらず、いま抱えているもっと大きなプロジェクト=偏光撮像装置SIMPLERをどう開発していくのか、という問題。あーだこーだと考えて、大枠が決まり、次回の会合までの宿題もなんとなく決まり、S先生は(ホントに多忙なのだ!)次の会合にお消えになった。入れ替わりに(おそらく覚えておいでにはならないと思うが以前少しお世話になった)日本の宇宙生物学のファーストコールのY先生がふらっといらっしゃった。こちらの研究内容を説明して、とりあえずはご納得頂けたようだった。その後もしばらく先生のお話に追随することができたようなので、まぁ、よかったとしよう。お疲れ様でした。

オープンスペースで居残り仕事をしていたが、本当に独りになったので退出。昼食でアホほど食ったのでまだお腹がふくれている。腹ごなしを兼ねてSentosa Boardwalkを歩いた。夕陽がきれいだった。

VivoCityに着き、子供達のお土産にNational GeographicのTシャツを買おう!いまこのタイミングだ!と決意。しかしVivoCityが広過ぎて迷子。そうこうしているうちにトイザらスを発見。ここならBicycleのトランプがあるんじゃないか?と思い入店。ほどなく、パチモン度のかなり高いマジックグッズコーナーに出会う。びっくりするほどのパチモンっぷりに爆笑。たぶん、テンヨーのパチモンをベースに作ったパチモンなのだろう。リンキングリングに至っては、テンヨー的に言えば)チャイナリングの大きさなのかなー、と思ったら、タイニーリングより一回り細く一回り大きいものすごく中途半端な代物なのもさることながら、なんというか、「おい!見えてる見えてる!見えてるよ!」というパッケージで。カップ&ボールの単品、いわゆる「悟空の玉」というやつが日本で見るより小さかったので、自分のお土産に購入。小さければ小さいほど好きなので。
で、National Geographicの店へ。子供用のコーナーに行って物色したが、サイズがでかい。地球を考えるような子供の年齢がもっと上だということなのかもしれない。でも着せたいので最小サイズとその次のサイズを購入。
しかしワインがアホほど高い。
SUTTER HOMEが25.50S$とか、ありえへんやろ。そんだけワインの輸入に手間が掛かるということかもしれんが(産地によってやたら高いのもあったように思う)、やっぱり税金なんだろうなぁ。高温多湿だからビールが美味い!んでビールは安いかというと、そうでもないし。
結局、この日は全くお腹がすかなかったので、夕食はスルーしましたとさ。