San Francisco3日目

AU携帯充電器が壊れた。痛い。携帯を辞書&カメラに使おうと思っていたのだが、帰国まで使えん。iPhoneがあるからいいけど起動がトロいからなぁ。

さて通常セッション初日の今日は、午後に発表である。
朝、ちょいと遅めのタイミングだったが、ポスター貼った。先にも書いたが今回のポスターはケースに入らなかったため3パーツに切ってあり、貼るのに時間がかかってしまった。その間に、いきなりおばさんなお客さんが急襲。コアタイムは午後だったので、さっさと貼って、午後までに使うべき英語表現、説明に必要な英語の確認(当日になって見直してみると「あ、これ調べとかなきゃ」と突然気付くものだと思うが、みんな違うのかな)をしてからポスター前に立つつもりだったのだが…案の定、しどろもどろにもほどがある状態orz コリエルさんという女性で、以前に極地研に在籍してたことがあるらしい。そのため日本の地理に明るく、またどうせ英語が聞き取れないころにも明るく(笑)、ゆーっくり話して頂いた。だが「Kumano」「Nachi」ってどういう意味なんだとか訊かれても困る(^^;

コリエルさんが去って、そそくさとポスター前からPCエリアへ移動。単語や表現調べをがしがし行う。この1〜2時間でたくさんの地質用語を覚えた。

F氏と合流し、昼食。会場にほど近いメキシカンの店。京都時代にメキシカンの店El Latinoに足繁く通ったお陰でメニューを見ただけでだいたい想像ができ、余裕で注文できた。

会場に戻り、コアタイム。香港出身と言ってたと思うが、コンビーナー氏がやってきた。ジオパークを知っているとのことで、前フリ不要のがっつりトーク地域ブランド形成の可能性も含めコンセプトは気に入って頂けたようだが、世界ジオパークに登録されるのは大変だぞーとの助言を頂く。実は惑星大気屋なんだと言うと「じゃこれはhobbyなのか?」と言うので「Second Workだ」と返す。すると「そりゃそうだな、オレも実は地震屋なんだ」とか。

今回はEducationセッションでの発表だったが、周りの発表をざっと見たところ、やはりなんというか、「実践論文」ってこういうことなんだなあ、という感じ。うちの紀要で「論文」と「実践論文」とを区別することになったのもわからんではない。ま、だからといって「あんなのと同じように『論文』のくくりにされてはかなわん」という風潮があるなら、それはどうかと思うが。いずれにせよ、「エフォートからすれば業績にしない手はない(F氏談)」のは確かであろう。2年ほど担当した新人研修旅行のOJT的取り組みを「実践論文」に仕立て上げるか!?…あれだけ時間と労力を奪われたんだから、ちょっとマジメに考えてみようか。

コアタイムを終え、一旦はけて休憩。会場では午前中はコーヒー、夕方はビールが供される(こんなこと書いたら「飲食代は出せませんので参加登録費のうちいくらがコーヒー・ビール代なのか調べて下さい」とかナンセンスなことを事務に言われるんだろうか?)ので、貰いに行くと、長蛇の列。よく見ると、いっぱいにビールが入ったコップを持って飲みながら列に並んでるヤツが居た。ビールサーバまで到達するころにはコップ空いてるつもりってことだろうけどそれ無限ループwwさすがアメリカクオリティwww

そうこうしているうちにセッション終了時刻になり、ポスターのところに行くとかつての学振PD時代の師匠S教授御一行がマイポスター前に。びっくり。名前を見つけて取りにくるのを待ち構えていたらしい。ありがたいことである。

S教授御一行と夕食に。ジャズの生演奏がある「JAZZ Bistro(※リンク先ページは音が出るので注意!)」にご案内する。S教授はジャズ・トロンボーニストであらせられるのだ。「San Francisco価格帯」から見ればリーズナブルな値段で飲食・ライブ観賞ができる店だと思う。以前来店した時と同じく、19:30からライブだった。Tpのカルテットだった。ご満足頂けただろうか。話は弾んで話題はあちらへこちらへ飛ぶが、そのどれもについてさすがの師匠というか何というか、勉強させて頂いた。

宿に戻ってF氏と部屋飲みしながら、MacBook Airを開いたままベッドにどさっと置いたら、なんか「バキッ」て言って、その後、モニタが開く角度が170°ぐらいに広がった。いいのかなぁ。

‥‥とつぶやいたら、高校の先輩M氏から「その後、ヒンジ部がゆるくなっていって180°開きっ放しになる」と死亡宣告を受ける。次年度の予算が使えるようになるまで持ってくれればよいのだが orz