San Francisco1日目

毎年恒例のSan Francisco出張、AGUでの研究発表である。

今回製作したポスターは、割り当てられたボードの大きさからすれば小さめだったのだが、うっかりポスターケースに入らない大きさにしてしまった。やむなく切ってつなぐことにしたが、その分ポスターケースをいっぱいまで伸ばさずに済み、その結果、スーツケースに入れてしまうことができた。

郵送しなくてはいけないが未完成の書類がカバン内にいつまでも居座っていてうっとおしかったので、このタイミングでやっつけてしまえ、ということで家からスティック糊を持って出たのだが、ハサミを持ってないことに気付いた。切り抜く作業が必要なのだった。やむなく空港でソーイングセットを買い、ミニハサミでちょきちょき。何とか書類を完成したものの、今度は封筒が無い。案内所で切手を売ってるので封筒も売ってないのか?と尋ねたところ、郵便局があると言う。首尾よく封筒2枚入りをGET。書類を無事に発送できた。

カリフォルニアワインを飲むつもりでソムリエナイフを持って出たのだが、うっかり機内持ち込みカバンに入れっ放しにしていたため、没収されてしまった。

チェックインで最後列の座席を取った。後ろの人を気にしなくていいので気楽だ。トイレもクルーの場所も近いし。しかも、座席と壁の間の空間や、自分の座席の下も使える(普通だと自分の座席の下は後ろの人の荷物置き場)ので良い。

今回はソーイングセットを買った時に)便利グッズを投入。これである。これを、附属のロープでテーブルの市中に引っ掛けてつり下げると、足をつり下げる形にできて、フットレストを使ってるのと同じ状態になるのだ。生理的な意味での効果のほどはわからんが、気分的になんかアップグレードした座席のようで良い。

離陸して数十分経過した頃〜揺れが酷くなり始めた。一向に収まる気配はない。がっくんがっくん揺れる。ところが1時間半ほど経過したところだったか、その状態のままディナープレートをサーブし始めたのだった。これは驚いた。この状況で食えと言うのか!…と思ったが、飲み物をコップに注ぎさえしなければ、意外に大丈夫だなと思った。ワインはHacienda(Merlot)になっていた。ちなみに、隣のおっさんはおかわりしていた。へぇ、そんなんできるんや。

5500kmほど飛んだところで、再びがくんがくんし始めた。これってつまり、日本付近の低気圧→高気圧→次の低気圧にぶつかった、ってことか。確かに、単純に5500kmの半分が高・低気圧それぞれのサイズとすると2750km、まあまあ妥当な数字である。いや、それにしてすごい揺れだ(^_^;)

その他機内のこと。

  1. 機内備え付けのヘッドホンだと携帯用枕と合わないし、耳にも合わない。次回からは自前のミニイヤホンにしよう
  2. 機内でしか使わないトラベルグッズは(出国時の持ち物検査が終わった後に)もったいない袋に入れとけばよかった
  3. 機内が寒かったのは初めてかもしれない。今までに毛布を使った記憶が無い。

SFOにて旧友F氏・A大准教授と待ち合わせる。今回は彼とかなり行動を共にすることになるだろう。というか、宿の手配とか全部やってくれてホント助かった(^^; 今回の宿、UNION SQUARE PLAZA HOTELにチェックイン。さすがの安宿クオリティ…Wi-Fiがあるだけマシと言えよう。

さっそく観光。持って来た上着では暑いが、持って来たセーターでは寒いので、やむなく上から羽織るものを購入するべくOLD NAVYに入る。紺のニットのカーディガン的なものを買う。The Embarcadero の Ferry Building Marketplace までMarket St.を歩く。以前行ったことがあるのでF氏を案内する。GOTT'Sなんとかで軽食。

宿まで歩いて帰るとどっと疲れが。しかしまだ18時にもなっていない。ここで「ちょっと横に…」とやってしまうと夜中に目が覚めるパターンに落ちるので我慢して部屋で飲み会。F氏にワインのイニシエーション。Ferry Bldgで買ったオリーブの実が美味だった。なんとか二人で23時頃まで持たせて就寝。