決断力

どうすれば決断力をアップできるだろう。
受信メールを処理しながら思う。Inbox Zeroは、メールから「しなければいけない用事」(タスク)を書き抜いて、メールそのものはポイ、という仕事術である。つまり、そのタスクを抽出する作業は、「この件はどうしよう?」という判断、決断をその場でやってしまう、ということに他ならない。
「デスク周りの整理術」等々で、山積みの書類を一カ所に集め、一旦はデスクを空っぽにして、書類を「捨てる/保存する」の選択を一気にやってしまう方法がよく紹介される。その選択も、いわば、その書類が中に持っているタスクを抽出する作業とも言える。
ある人が、俺に「(社会)経験が圧倒的に少な過ぎる」と指摘した。つまり世間を知らな過ぎるということだ。その通りです、としか言えないが、その人曰く、経験を積めば「見える」らしい。
まぁ、これに関しては、職場がそもそも世間知らずなところだから、「会社で揉まれる」ことができない。自助努力‥‥ひたすら本を読み、人を観察するしかない。
一方、決断は、選択でもあるわけで、即ち何かを切り捨てることでもある。そのことに対する不安があれば、決断力は鈍る。しかしこの不安は、自分(の決断力)への自信でしか取り除けないようにも思われる。
そう、結局は、自信なのである。
自信不足は決断力を鈍らせ、ワークフローを停滞させるし、何よりカッコ悪い(笑)
自信過剰はオーバーワークに直結するが、一見かっこ良さそうに見える。だからどうせなら自信過剰ぐらいで振る舞った方が良いのかもしれないが、しかし困ったことに、俺は自信過剰な奴が大嫌いなのである(笑)。

困ったもんです。