MEETING: Catalyzing Interdisciplinary Research on Climate Change, Eos, Vol. 91, No. 34, 24 August 2010 (2)

学際的研究のリスクは様々で、伝統的でない学位論文のトピックを追い求めることから、主たる研究領域の外で出版することまで、一人の学者のキャリアの中で複数の段階で発生する。多くのinstitutionalなチャレンジに要求されるのは、創造的な問題解決型アプローチと、不確定性や不確実性に対する高い忍耐力(寛大さ)である。参加者達が高いレベルで従事することは彼/彼女らがそういった障害物を乗り越えて学際的研究を実行しようとする強いモチベーションを表している。シンポジウムでの、複数の分野にまたがるチームは以下のようなプロジェクトを展開した。
(1) 気候変動によるエネルギー業界への影響を可視化する
(2) 氷河のもつ人間-環境システムへの影響力を見積もる
(3) 21世紀における食料生産を査定する
(4) 学際的トレーニングを改善する
(5) グローバルな政治システムおよび経済システムに対する炭素モニタリングの影響力を分析する。
これらのプロジェクトの中から、プロポーザルになったり出版されたりするようになるものも出てくるだろう。
(つづく)