気候変動公開討論会@EGUのレポの和訳(8)

気候科学に関するコミュニケーションが欠如していることに関連する要因がもう1つあって、それは、リスクを判断するのに使う詳細で信頼性のある明確な情報が提供できないことだ、とBerkhoutは断じた。彼は、科学が、降水量や他の変動についての予測を、意思決定者たちがその判断の際に依存できるほどに明確なレベルで提供することができるのかどうか疑わしいと思っている。「こう言ったほうがいいかもしれない:我々は、未来永劫、あるいはこれから数十年間は、そういう予測はできないだろう。なんとかやって行くための方法は、不確定性を認め、場合に応じて適切な回答を出す努力をすることだ」と彼は述べた。