成績処理完了後の所感

前期に担当した2つの講義。片方はITっぽい話、もう片方は天気の話だったのだが、この天気のほうが問題だ。3年目になったが、だんだんと私語が増えてきた。というか、私語が止まなくなってきたなぁ、と思っていた。去年のイヤな予感は的中し、今年は授業としてはどうも失敗だったようだ。考え直さなければならない。
具体的には、テストの答案の内容が悪過ぎるのだ。点数が悪いのは去年からだが、それが問題なのではない。採点していて「感じる」のだが、「授業の内容をわかろうとしたけど問題ができなかった」「わかりたかったけど理解しきれなかった」のではなく、「わかろうという気がない」のである。授業中の私語が多いのはやはり授業を聞く気がなく、単に出席点を稼ぎにきただけだからなのだろう。
とりあえず、後期の担当授業では、出席を取るのをやめて、テスト一発にしようと思う。聞きたい学生だけが来れば良い。いや、本当は、もともと、興味の無い学生にも興味を持ってもらえるような授業を目指していたので、できるだけたくさんの学生に話を聞いてもらいたくて優遇措置をとっていたのだが、大変残念である。