可能動詞の命令形「できろ」(Inbox Zero3週間:16日目)

「できろ」。
初めて言われたのは、「お受験」のとき、関西圏の某H学園の豊中教室の算数のB先生だったような気がする。その後、何度も、うん、なぜか何度も、こんな言葉遣いをする人が集まる環境=類は友を呼ぶ状況だったのか、「できろ」と言われて育った。
今ではあり得ない表現だ。‥‥いや、昔からあり得ないと言えばあり得ないのだが。
しかし、厳然として、意味をなすのである。学年問わず、担当している学生達を見ていて、よく思う。今の学生達は、「できませんでした」と平気で言うのである。信じられない。できなかった影響を想像する能力が欠落している。しかもそれは自分の都合を優先した結果なのである‥‥

元・参議院議員西川きよし氏のキャッチフレーズ「小さなことからコツコツと」は、聞こえは良いのだが、やる前からできなかったときの言い訳をしている、とも言える。できることを、ではなくて、できろ、なのである。しかし同時に、できないことを口にするのも無責任なのだ。
(あ、これらの表現&これらの発想自体は、俺オリジナルではなく、最近、学んだことだが)

できないことを言わず、できることだけとも思わず、というのは、正しく自分を評価できていないと実行不可能である。しかし、自己評価は、本当に、難しい。
就活してる学生に自己評価なんてできるわけない、と思うが、そもそも就活したこと無い俺に発言権無し (^_^;

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