秋吉台/秋芳洞に関する科学用語

山口出張で泊まったホテルに置いてあった、秋吉台秋芳洞のパンフレット。時間が取れず遠足はできなかったが、パンフを見れば見るほど行きたかったなーと思う。そんなパンフに載ってた「自然用語」をいくつか引用。

カルスト
石灰石は水に溶けやすいため、石灰岩地には特有の溶食地形が見られます。これをカルスト地形と呼んでいます。カルストという語は旧ユーゴスラビアの有名な石灰岩地の地名です。
石灰岩柱(ラピエ)
カルスト台地には石灰岩の柱がたくさん見られます。この柱をラピエと呼んでいます。ラピエの近くに域、その表面を見ると多くの溝が上から下へとみられるものや、波状に凸凹になっていることに気付きます。これは石灰岩が雨水にとかされることを物語っています。
ドリーネ
カルスト台地の上に降った雨は岩の割れ目をつたわって地下に流れ込みます。水は石灰石を溶かすので、そこにはドリーネと呼ばれる凹地ができます。秋吉台はドリーネの密度が高いことで世界一と云われています。
洞窟性動物
洞窟には暗黒の世界に適応した動物がたくさん見られます。そのほとんどは体は白く、目が退化しています。秋芳洞には、シコクヨコエビ、...など、この地方の洞窟固有の動物がたくさんいます。