次期モバイル構想〜生活は思ったほどOSフリーではなかった

昨年末頃に築いた自分なりの『モバイル・オフィス・システム』‥‥要は通勤時に仕事をするためのモバイルPC環境‥‥のキモは、いろんな意味で軽いモバイルPCの存在であった。VictorのInterlinkシリーズのものを使っていた。
しかし、春からの家庭の一大事‥‥かーちゃん長期入院‥‥以降、どうにも仕事が回らなくなり、本来なら研究室の執務机にあるべきメインマシンのMacBookを常に持ち歩く日々が続くようになった。
なぜInterlinkではうまくいかなかったのだろう?
複数の方法を駆使して、殆ど全てのデータをクラウド上に置き、どこからでも使えるようにしていた。また、確かにインターフェイスの部分で、Mac好きというのもあるが、入力操作自体は、要は慣れの問題で、実際、Windowsでもさほど苦にはならなかった。メンテナンスがめんどくさ過ぎるのはあったが、それも、Macにも特有の「会社のアタマの固さ」があるので、おあいこである。
思うに、上手く回らなくなった原因は、仕事を含むあらゆるパソコン絡みのこと(オレの場合は生活の9割程度か)が、想定していたよりも「OSフリー」でなかった、ということなのだろう。それは、思いついていないだけで決定的な何かかもしれないし、あるいは気付かないような細かいことの集積なのかもしれない。
ということで、MacBook Airを買おうかと思う。ノートPCは省スペースなPCであるという一面を考えれば、Interlinkは研究室用の「どうしてもWindowsでないとできない仕事」のための「小さいデスクトップマシン」として稼働してもらうことにしよう。