インターネットで世界とつながる「実感」

さっき、論文に使用する画像の持ち主に、正式に使用の許諾を請うメールを送った。送付先は、アメリカ、イギリス、オランダ、フランス、イタリアである。仕事のメールではあるが、何と言うか、自宅のちゃぶ台に広げたノートパソコンで、アメリカ、イギリス、オランダ、フランス、イタリア、に向かって「つなぎをとる」わけで、だから即ち、つながるわけだ。
オレなんかが世界に「つなぎをとる」仕事をやっているということそのものに対する恐怖‥‥そんなことしていいの?というビビリ心‥‥もさることながら、日常にぽっかり口を開けた非日常、とでも言おうか。のび太の机の引出しがタイムマシンになってるのは、実在すればこんな感覚なのだろうか、とも思ってみたり。国際メールは、何度やっても、何とも不思議な気分になる。

ちなみに先の5カ国は、漢字で書けば、亜米利加、英吉利、阿蘭陀(和蘭)、仏蘭西伊太利亜である。