本気でお詫びしたいのに

「お詫び」の場面で使われるフレーズをよく考えてみる。

「ごめんなさい」

いやいや、それ「許せ」って意味だよね。「お詫び」も言ってないのに「許せ」って言われても。

「申し訳ありません」

うん、確かに言い訳のしようがないし、弁解の余地もない。お詫びの言葉を待ってるよ。

「お詫び申し上げます(お詫び致します)」

今から「お詫び」を言うってことだな。よし、聞いてやろう。

「すみません」

まだ「お詫び」も言ってないし、確かに何も済んでないよね。

「お詫びの言葉もございません」

悪いと思うなら何か言えよ!

‥‥昔からわからなかった。誰か教えてほしい。何て言ったら本当に「お詫び」になるんだろう。
あるいは、「お詫び」というのは言葉ではできない、ということを意味しているのだろうか。