イライラのロングテール現象

オレがテンションの低い顔をしていると、ヨメさんはよく「なんかあったん?」「なんで怖い顔してんの?」と訊いてくれる。ありがたいことである。
しかし、大変困ったことに、これが答えられないのである。
どういうことかというと、特に、これといった不満、憤懣の対象が無いのである。
ヨメさんの質問に答えようと、なんとか挙げようとするのだが、どれもこれも大したことのない、取るに足らないことばかり。下に書くような仕事の量的なことがストレスになってるのかもしれないけど、なんか他にあったような気がする。何だっけ?‥‥でもこうやって「何だっけ?」と考えないといけないほど忘れているということは、やっぱりどうでもよいことなのだろう。
しかしそういった微小な案件に、微小なイライラエネルギーを誘起されているのだろう。そしてそれが積分されて、有意な目に見える大きさのイライラ量に達しているのだろう。微小×たくさん=有意な量。まさにロングテール現象。(なんか違う)
だが、ある意味で、このイライラ・ロングテールそのものが、1つの大きなイライラポイントである、とも言える。どういうことかと言うと、明確なイライラの原因がある場合には、「ちょっと聞いてくれ」と愚痴ることができるのだが、イライラ・ロングテールの場合には、愚痴ることができないのだ。あーもう、こないしてまどろっこしい文章書いてるとなんかイライラしてきた。