EPO氏講演会

EPO氏の講演会があった。「講演」なんだからもっと話まとめて来いよライブのMCじゃないんだから、というツッコミを、プレゼン研究者としてはどうしても入れたくなるのだが、まぁそれはおいといて、いい話ではあった。要するに、(1)幼少の頃に出会った「ものごと」にはマイナス/プラスのイメージが付与されて記憶に格納され、大人になってからも基本的思考回路に大きく影響を及ぼす。(2)だから記憶にくっついたマイナスのイメージを少しずつ一つずつプラスに変えていければ自分の可能性を広げていくことにつながる。というような話。講演終了後には、サービスで未収録曲を1曲、ピアノ弾き語りで。48歳らしいけど、歌声はやっぱりEPOだったYO!!
以下思ったこと。

  • ちゃんとしたボーカリストが歌えば、こんなオレでも「歌詞」が「入って」くるんだなぁ、と思った。「こんなオレでも」というのは、インストプレーヤーなので基本的にボーカルものは聞かないし聞く気も無いし聞いてられないレベルのヤツばっかりしか無いし、っていう意味。
  • 「誰もが手本とするべき親」というのは無い。仕方が無いので、みんな自分の親を何らかの形でお手本にするという。
  • オレは「アダルトチルドレンのやりそうな振る舞い」をしていないだろうか?
  • エコロジカル・シンキングの効用。ある意味でポジティブシンキングの延長なのかなぁ。ダイエットの目的を「酒を思う存分呑めるようにするため」と設定するのはここでいう「エコロジカル」に当たるだろうか。ネガティブではないと思うが。
  • 何かが上手くいかなかったことは、「失敗」ではなくて、「その方法は選択しなくてよいということが分かった体験」である、とのこと。なかなかいい言葉である。

もちろんミーハーなオレはその場で手売りしてたCDを購入しサインをゲット。さらに懇親会にも参加したり。