クリームクリームソーダーvol. 7の反省

久しぶりに、非知り合いの『お客様』の前で手品を演じさせて頂ける機会に恵まれた。以下その記録など。
※演目のクレジットなど追記 (May 01 0:33)

第1部

  1. コインマジックのコーナー
    1. ワンコインプロダクション(?)
    2. 魔法のマスターキー (もちろんテンヨー
    3. ハンカチを通り抜けるコイン (Classic)
    4. ジャンボコインに変化 (よくあるやつ)
  2. カラーチェンジングCD(仮題)(オレ)[道具製作は thanks to HIGEさん]
  3. 『クラブの4はダメよ♪』(仮題)(Mデックを使った一つのオリジナル演出)
  4. (お店のデックを借りて)The Simplest(いちおうオリジナル)
  5. ポケットリング(いつものやつ)

第2部

  1. プログレッシブプロダクション(二川著『コインマジック』所収)
  2. 3枚の平凡なコインズアクロス(一応自分用に作った)
  3. スーパーシガースルーカード(マジちゃん)
  4. アルティメットスリーカードモンテ(M. Skinner)
  5. カラーチェンジングデック(P.Curry / A. Fujii)
  6. ポケットリング(いつものやつ)

反省など

急に2部構成になって演目を慌てて追加することに。第1部はそこそこマシ、ぐらいだったと思うけれど、第2部はダメっていうか論外な感じで。やっぱ芸事はずっとやってなきゃダメだなぁ。
『奇術研で鍛え上げられたsomething』という大きな壁を感じた。これが『魔法の届く距離』ということなのか。ステージ経験者との違い、だけでは済まないsomething何か。

100人の人達を楽しませる技量とパワーがあるからこそ、10人の観客に対して、マジックをよりパワフルに、効果的に楽しく見せることができるのです。

カズ・カタヤマ著『図解 マジックパフォーマンス入門』より。
たかだか100人程度を相手にする『しゃべり』ならばそれをこなせる技量とパワーはあるつもりだ。本業でそういう講演もやってきたし(外国での学会発表なんか英語で2〜300人相手だぜ?)、ましてやブラバンの指揮者時代には数百人〜1000人が相手のパフォーマンスだったわけだから、数千人オーダーでなければ対処法は心得ているつもりだった。でも、やっぱり、オレの手品力は5人が限界だったということを思い知った。

プロデューサーdj.p.k.g.氏には「『オマエの手品』が無い」と言われた。さすが。確かに。上手い人とかすごいのをやる人とかはそれこそ掃いて捨てるほど居るのだ。「あれやってよ」と言われる手品人。わざわざ声をかけてくれた氏の御期待に、今度こそ沿えるようにしたいものである。