ガスパチョスープ第1版

ガスパチョスープとは → Wikipedia『ガスパチョ』

その昔、観測でアリゾナに行った際、アリゾナ大学の食堂で食べた定食のスープがたまたまガスパチョだった。この冷製スープに衝撃を受けたまま幾年かが過ぎたが、この衝撃をヨメサンに伝えるべく先日から試作を始めた。今回マトモに食える代物ができたので、備忘録も兼ねて記録しておく。

  • 今回用意したもの (4人前)。
    • トマト‥‥3/2個(トマト半分は小さく刻んで具にする)
    • ホールトマト缶(トマト4つ分らしい)‥‥1つ
    • きゅうり‥‥1本(半分は短冊切り?にして具にする)
    • たまねぎ‥‥1/4を2つ(一つはみじん切りにして具にする)
    • ピーマン‥‥1個
    • 『伏見甘長とうがらし』‥‥1本(これは全部輪切り的なみじん切りにして具に)
    • 濃縮レモン汁‥‥大さじ2
    • オリーブオイル‥‥大さじ2
    • にんにく‥‥ひとかけら
    • パセリ‥‥茎からの束というか房を5つぐらい
    • セロリ‥‥太い茎を1本、細い葉っぱつきのを1房(太い茎の半分を短冊切りにして具にする)
    • 塩‥‥小さじ1
    • タバスコ‥‥たくさん
    • ブラックペッパー‥‥たくさん
    • 氷‥‥いくらか
  • 用意したものについての補足
    • 『伏見甘長とうがらし』は、本来ならばハラペーニョにしたかったのだが、近所ではどこにも売ってなかったため、やむなくこれで代用した。
    • タバスコは、普通のものではなく毒々しいデザインの激辛タバスコを使用。
    • セロリは、一般的なガスパチョスープの材料には入れないようだが、オレの好みで採用した。パセリも同様。
    • 濃縮レモン汁は、本来ならばワインビネガーを使用するべきらしいが、無いものはしょうがない。でも普通の酢を使うよりもレモン汁のほうが多分良いと思う。
    • 玉ねぎは、たまたまあった新玉ねぎを使用している。普通の玉ねぎならばもっと少量で済ませないと普通の人には辛いだろう。
  • つくりかた
    1. 具にするもの以外(調味料なども含めて)を全部ミキサーに入れて、ある程度崩れるまでやる。もちろんミキサーに入れる前に材料はある程度(手でちぎるぐらいにはしておこう)細かくしておかねばならない。でないとミキサーにかからない。
    2. 具にするものを刻んで、鍋とかボウルに置いとく。
    3. 味見しながら、氷を追加し、冷やすのと濃度調整をしつつ、スープになるまでミキサーにかける。
    4. あらかじめ具を入れておいた鍋とかボウルとかにスープを移し、スプーンとかでかき混ぜてできあがり。
  • つくりかたについての補足
    • 本来なら、全部混ぜて出来上がったら冷蔵庫で冷やすべきだが、すぐ食べたいので氷で代用した。本道の通りにやって1日寝かすとおいしいとされる。
    • セロリの葉っぱを少し残しておいて、器に盛り付けたあと最後にぱらぱらとその葉っぱをちぎって散らすとそれらしく見える。
  • 感想・反省点など
    • 玉ねぎ大杉。みじん切りで具にしてみたが、たぶん不要。味が変わるだけでなく、食感が変わるのが問題。
    • 前回試作版として作った際には、ピーマンをざく切りにして具に採用したが、これはかなり青臭く不評だったので今回はスープ本体の材料にするだけにとどめ、かわりに『とうがらし』(本当はハラペーニョにしたいが)を具にした。
    • しかし食べた後に気づいたのだが、この『伏見甘長とうがらし』は全く辛くないことが売りの食材であったらしい。なので、ハラペーニョが入手できない場合の代用品としては、今後はししとうを採用すべきであろう。
    • 要は、『トマトジュースをベースにお好みの野菜を足してミキサーにかけるだけ』の簡単なスープであるが、それゆえにいわゆる『野菜ジュース』との差別化をいかにして図るかというところが難しい。まだこの問題は完全にはクリアできていないような気がする。
    • おいしかった!!