Club Angel

年末年始にいろいろとぼんやり考えてたので相応にいろいろ書きたいことがあるのだが、とりあえずこの話題から。
割と簡単に手に入り、USPC社以外で、まともにスライハンドに使えそうな品質のカードだったら、もうこのエンゼル社のものぐらいしかないんじゃないかと思っているが気のせいか。それはともかく、使い心地について。
まず、USPC社のものよりも、より薄く、より硬い気がする。それは別に良いのだが、何と言っても重要なのは、表面のフィニッシュである。
これ‥‥微妙だなぁ。エンボス加工なのだが、USPC社のそれに慣れていると『非常に違和感のある良さ』なのだ。決して悪くないと思う。各種のカウントもやりやすい。強いて言えば、擦れるときの音がやや大きく、トップチェンジがやりにくいかもなぁ、ぐらいか。たとえて言うなら、バイシクルの滑べりかたが『天然保湿成分が効いててお肌しっとりすべすべ』に対して、Club Angelのそれは『乾燥肌だから滑べる』というかんじだろうか。
だが、開封して2ヵ月ぐらいたっただろうか、最近気付いたのだが、殆んど使ってなかったのに、表面が滑べりにくくなっている。この滑べりにくいという状態がまた説明しにくいのだが、通常の操作には特に支障はないのに何故かスプレッドやファンが全然できなくなっているのだ。変な劣化だ。放置してても起こる化学的な変化によるものなのか、それとも少ないながらも使用回数によるものなのかわからないが、少なくともオレの感覚では『エッもうそんなになっちゃったの??』というかんじだ。
ちなみに『予備』という意味なのだろうが、ブランクフェイスがついて来るのはちょっと嬉しいポイントだろう。
でもClub Angel最大の欠点は、ケースじゃないかな。あの『フタ延長切込み』が無いので、非常にデックが取り出しにくいのだ。あれは何とかして欲しい。