披露宴マジックショー

以前から言ってた、知人の結婚式披露宴でのマジック。70人規模のパーティだから、ステージぐらいのスケールで通用するネタを選んだつもりだったが、どうだったんだろうか。

演じたルーティーンはhttp://d.hatena.ne.jp/DrMagicMusic940/20050316#p1に書いたので略。ただし、はじめのプロダクションでは、はじめに赤をベアーハンドシルクプロダクション(ただし左人さし指から)で、次に白を右手からサナダギミックを使って演じた。サナダギミックを使ったのは初めてだった。

自宅でのリハーサルのときの、よめさんの感想とピタリと符合していたのだが、寿ブレンドはウケた。ただもうちょっとフォールスカウントをうまくできるように練習すべきだった。要らないアレの処理も、急遽前日の晩に変更したが、もっといいのがあっただろうと思うと、うーんどうでしょうってかんじもする。でもまぁ、オチまでいったときのリアクションの良さで救われたかな。

BGMは、結局CASIOPEAの『THE SOUNDGRAPHY』を使用した。はじめに少し挨拶をして、「それではいってみましょう!」で音響さんに合図して音楽開始。マイクスタンドから離れて、イントロが始まったら両手を広げて『三波春夫でございます』な感じで一礼。これには両手が空であることを示す意味もあったのだ。で、前半のシルクものを終えたところで音響さんに合図して音楽を落としてもらい、続きのマンモスカードはしゃべくりでいく、という趣向。

マンモスカードでのオリジナル『ラブラブ花占い』。これがある意味(『宴会芸』ではなく)一番マジックらしい演目だったかもしれない。いやーでも一発で成功して良かった。ホッとしたよ。失敗してもう1回やった前回のことが頭にあったから、「当たるまではリハーサルということでお願いします」とか言っといたけど、マンモスカードだけに『失敗したから別のをやってごまかす』というわけにはいかないからね。もう1回やろうにも『もう1回』は忌み言葉だし。トランプは『切って』はダメで『混ぜ』ないといけないし、しゃべくりマジックも大変だったよ。