2005-04-01から1ヶ月間の記事一覧

新聞取材を受けた

火星と海と生命と。 火星の古環境で、果たして生命発生の可能性はあるだろうか。結局、話したことの中で一番大きかったポイントは、『生命』をどのように定義するか、ということだ。いくつかポイントというか条件があると思うが、その中に、『代謝』を含める…

英単語『drainage basin』

河川の『流域』だそうな。

研究室の掃除

妻が来室し、研究室の掃除をしてくれた。いろんなものを処分されてしまった。さようならみんな。いろんなものが移動されてしまった。どの雑誌を読んでどれを読んでいないのかわかんなくなった。もう読まないかも。でもきれいになった。それは大変良かった。

平均自由行程とKnudsen数

平均自由行程って、改めて調べてみると、本によって、というか、導出法や評価法によって全然表式が違うのね。それ自身は、結局オーダーで議論するような量だけれど、それが他の数式とか定義式とかに入って来るとやっかいだ。Knudsen数の意味がようやくわかっ…

大赤斑のエネルギー維持機構

ソリトンだとかいろいろ説が出てたけど、最近は、『相対的に小さな、対流性の擾乱(ストーム)を吸収してエネルギーを補給している』というシミュレーション結果を支持する結果が、カッシーニのフライバイの時の観測で得られたらしい。月刊『天文』2005年3…

ファン部完成/実験場所決定

エアロゾルを飛ばすためのファンの部分の加工が完了。いろいろめんどくさいことをしないといけないので、『これ(加工用具)は慣れてないと危ないから、やるときはオレに言って』と言ってくれていた先生に声をかけ、仕入れてきたパーツを見せると、「こんな…

三ッ矢サイダーのおまけレビューその4:『ドリームサイコメトラー』

アレですね。 結局のところ、煎じつめれば数理マジックなのだけれど、その中で数理的な香りが殆んどしないという名作。 ただ、やっぱり元々が数理マジックだから、覚えにくい。そこを何とかするための工夫がカードにあるけど、『それ』はできれば『両方』に…

三ッ矢サイダーのおまけレビューその3:『マジックレインボー』

これは‥‥。いや、確かに不思議なんだけど、えーっと、何て言うんだろう‥‥不思議だからってそれ、マジックになる‥‥のか? 少なくともオレにはどういう演出にすれば『マジックとしての不思議』になるのか、全然思いつかないよ。科学をマジック的に演出できるあ…

マジック欲しさに三ッ矢サイダーをコンビニで買ったら、ショーウインドーの一番手前にあったボトルに、おまけが2つぶら下げてあった。ラッキー。2本買っておまけ3つゲット。1つかぶったけど、新種を2つ入手できた。

誤差関数 erf(x) と補誤差関数 erfc(x) = 1 - erf(x)

今まで出会う度に見なかったフリをしていたのだが、ちゃんとやらないといけなさそうな雰囲気。で、Google先生にお伺いを立ててみた。ふーん。結局、意味合いはどうあれ、 密度分布を正規分布としたとき、その累積密度分布は誤差関数 と呼ばれる。ガウス分布…

光学顕微鏡で粒径を測る

結局、この方法だと、手作業で測ることになりそうだ。その他、留意すべき事項をピックアップしておく。 捕集方法自体が色々あるようだが、今回はプレパラートに接着剤か何かを塗って、そのプレパラートを手で持ってチャンバー内に突っ込んで振って、くっつい…

Ephemeris Generatorを使った火心太陽黄経 Ls の求め方

もちろんこの Ls というやつは、火星の気象を云々するならば出てこないはずが無い数値であって、っていうか Ls が火星面上の季節を表しているんだから、使っていたんだけども、今まではめんどくさいことをごにょごにょしないと Ls が求められなかったので、…

日本エアロゾル学会に加入

オンラインでサクッと完了。そんな簡単でいいのか!?ってぐらい、サクッと。ここの会報では(っていうかまぁどこでもそうだが)査読論文のコーナーがある。ここなら、『火星の青い夕焼け再現実験』で投稿できるかも、と淡い期待。

今年の火星接近概算メモ

最接近距離 7000万kmぐらい on Oct. 29-30のあたり 最大視直径 20"ぐらい 衝 Nov. 7ぐらい 『中接近』だなやっぱり。しかし、機種依存/ブラウザ依存しないで、オンラインでLsが計算できるサイトは無いものか。

三ッ矢サイダーのおまけレビューその2:『変身カード』

これは面白い。要するにワイルドカードな雰囲気のパケットものなわけだけど、2段変身というのが良い。っていうかこんなのオマケでつけていいのか。そりゃあタネというか仕掛けは単純だけど、とはいえ、これハンズや専門店で買ったら1000円ぐらいは確実に取…

昨日はお花見

手品、炸裂!!昨日、一晩でカードのレパートリーは殆んど演じたのではあるまいか。もちろんぶっ続けでやったわけではなく、2、3種のネタでできたルーティーンを、話題になるたびにやったと。っていうかやりすぎ(自爆)

前期実験スタート

今日からスタートである。今年もプレゼンは快調。しかし、今の高校生が今までに習ってきた知識がどういうものなのか全く分からないので、どこまで話していいのかわからない。これは人前で話したことがある人ならわかってもらえると思うのだけど、聞いてる人…

マジックバー初挑戦

先週金曜の晩、ずーっと前から行きたかったhttp://www.iandi-gion.com/に一人で行った。いやー、スバラシイ!!このお店、ライブとマジック、そして酒。まさにオレのためのスポット。‥‥やっぱちょっと高いけどね(笑)。カウンターの一番端で、手のあいたマジ…

三ッ矢サイダーのおまけレビューその1:『消えるカード』

これは難しいぞ。技術的には、強いて言えば一ヶ所だけ『ちょっと注意を払うべきところ』があるけれど、まぁ指先のテクニックは不要と言える範囲だと思う。だが、かなり度胸が必要。指先のテクニックは練習次第だが、度胸は練習だけではなかなか難しい。しゃ…

久々に新聞取材

A紙(仮名)から取材の申し込みを受けた。また時間をゆっくりとって、火星の生命とか太古の海とか、そういう路線で、面白そうな話題を作りましょう、というお話。今までの経験で、『新聞記者の方々は、予想もしないことへ話題が飛んで行くことがある』とい…

トランプがいっぱい

Spellmell Bound Plus、鏡の前ではうまくできるようになってきた(成功率80%ぐらいか?)。でも、いざ人間の前でやるとなると、角度の調節とそれに伴うハンドリングのばらつきでうまく行かない。むむー。ちょっと趣向を変えて、カードの山をゴソゴソ。最近は…

IDLでfitsデータ

同期のIDLマイスター、M氏来室。氏の出前緊急手術により、愛機lupin3で、fitsデータが扱えるようになった!!!これでようやくマトモに2003年の偏光観測データをいじることができるぞ。でも今日は学振の書類を書き書き。うっとい!!!

"Spellmell Bound Plus" 完成(?)

最近練習してた『世界のコインマジック』のネタを組み合わせたスペルバウンド現象の手順が一応の完成を見た。 昼食で喫茶店に行き、座ってコーヒーを待っている間に練習していると、常連であることや、他に客が居なかったこともあって、店員さんが「それ‥‥ご…

夕焼け実験再スタート

今日は塩ビ管の増加パーツを買いに行った。あとは実験室のガラクタからHDの廃材のファンを2つほど調達して、ちょっと工作すれば完成、のはずだ。というところで一旦中断して、学振の書類作成にとりかかる。うっとい。

移流項の正負

ある物理量Qについて、移流を考えるとき、QのEuler時間微分と(v・grad)Qの符号を同じで表している文献と異符号で表している文献がある。気持ち悪い。だいたい移流って何なんだよ。Qの保存則を考えて、そのフラックスと時間変化を合わせて保存だからゼロ…

コインマジックの、一番難しいところ

コインマジックは、カードやロープと違って『原理』が少なく、技法に頼る割合が極めて高い。一方で、その魅力と言えば、何をおいても、その『即興性』の高さであろう。しかしその『即興性』とは、見かけの即興性であることが少なくない。というより多い。と…

『世界のコインマジック』購入

『コインマジック事典』『奇術入門シリーズ コインマジック』は一通り勉強していたが、それ以降のテクニックの発展は殆んど触れて来なかった。カードマジックのレパートリーについては、現時点で「なすべきこと」がわかってきて新ネタへの欲求があまり無いの…

エアロゾル関係の書籍

よくよく研究室を見てみると、主に読み物系で、未読のエアロゾル関連書籍があることに気付く。もっと早く気付け。先日のK電子工業の社長さんとの会合で、数冊のエアロゾル関連書籍(というか教科書)を貸してもらった。そのうちの一冊が前回書いた本なのだが…

研究ネタ:1次元拡散方程式の導出(Fickの法則)

「Fickの法則」でGoogle先生にお伺いを立てて、「ときわ台学」さんとこの『拡散方程式の導出』を発見した、というメモ。

『エアロゾル学の基礎』日本エアロゾル学会編、高橋幹二著、森北出版

この本、(・∀・)イイ!! しばらくこの本で勉強すれば、なんか、モデリングもできそうな気になってきた。工学系の教科書なので、普通に惑星気象とか天文とかやってても身に付かなさそうなことが学べそうな期待も。