Singapore1日目

AOGS-AGU Joint Assemblyにて研究発表のため、シンガポールへ。北米大陸以外への渡航は初めてのことだ。
初めてだから入念に準備して行くべきところだが、ハード的にもソフト的にも準備がままならぬまま出国日を迎えてしまった。散髪に行く暇もないんだから仕方がない。とりあえず家内に着替えだけ用意してもらって、パスポートと航空券とホテルバウチャーとポスターがあればなんとかなるやろ、ぐらいで飛び出す。
伊丹空港から空港バスで関空へ。爆睡。
関空に着いて、チェックイン。特に何事も無く搭乗。

シンガポール航空がステキ過ぎる。まず客室乗務員の皆さんの制服が素敵。女性も男性も。最も驚いたのが機内食。おそらく在庫の問題なのだろうが、選択の余地無く日本食のものを提供されてしまって、残念な日本食を覚悟していたのだが、ちゃんと日本食の味がしたのだ!さらにワイン他のアルコール類もソフトドリンクと同じく無料ときたもんだ。アメリカ行きの機内食とは大違いだ(笑)しかも今年はシンガポール航空が大阪に就航して40周年なんだそうで、噂の巨大2階建てエアバスだった。最新型らしいが、座席にEthernetの口やらUSBの口やらがあり、機内無線LANも(有料だけど)ある。機内で合計10MBまでの無線LANサービス(11.95us$)を買ったが、調子に乗ってiPhoneから写真付きTweetしたら速攻で終わったw あと、トイレが大混雑。回転レートは不変ということか。


機内でようやく「地球の歩き方 シンガポール」を読み始める。実はシンガポールについてはほとんど何も情報収集していなかった。為替レートと会場のセントーサ島の位置ぐらいしか知らない。読み始めてすぐ、電源プラグの変換グッズを忘れていた。やばい。これはやばい。「歩き方」によれば、「ほとんどのホテルで貸し出してくれる」とのこと。うまく行けばいいけど。

6時間半でシンガポール到着。チャンギ国際空港、カネかかってるなぁ。さすが観光都市、観光立国の玄関。入国審査では何も、ひとことも質問されなかった。そんなもんなのかねぇ。

シンガポールでは街じゅうで「wireless@SG」なる無線LANが使えるとの情報があった。確かにそうらしいのだが、市街地ではしかるべきところに出向いて有料でアカウントを発行してもらわなくてはいけないそうだ。面倒なので今日は断念。というか、会場に行けばシンガポール慣れした知り合いがいるだろうから、教えてもらおう。

MRT(地下鉄)に乗って市街地へ。今回の宿はブギス駅にほど近いところ。学会会場はセントーサ島=リゾートに特化した「素のシンガポール」じゃないところだし、例によってほとんど観光するヒマはないだろうから、せめて、移動することでシンガポールに触れよう、と思ったからだ。とは言っても市街地では地下鉄なんだけど、まぁ、人々の息づかいのようなものは感じられるだろう。

電車内では、iPhoneをいじってるひと多数(笑)。日本ほどではないにせよ、若い人の半分以上じゃないだろうか。あと、「外国では電車は座れる」「電車が混雑するのは日本ぐらい」と思ってたんだけど、そうじゃないみたいだね(^^; それから、いろんな民族、いろんな人種の人々がいて、ああ外国だなぁと思うんだけど、欧米人のあのねちゃーっとした英語が全然聞こえて来ない。というか、目にする言語のほとんどが中国語で、耳に飛び込んで来る言葉のほとんどは何語かわからん言語。っていうかレストランにせよインフォメーションにせよ、英語が全然聞き取れない。ううう

なんとかホテルに到着。既に夕方だったので、さほど暑さは感じない。

予約の時点で、依頼した代理店の人に「ネットが使えるホテル」と条件を付けておいたので、さっそくネットを使おうとする。よくわからない。部屋にあった説明を読んでもよくわからないので、フロントに行ってみる。IDとPWを発行してもらわないといけないのね。電源プラグのアダプターも借りることができた。ひと安心。
だが、使えるようになったとは言え、ホテルのネット環境が超不安定で困る。ロビーではそれなりに使えるようなので、電波強度の問題もあるんだろうが、それにしてもよく切れるし、なかなかつながらない。

メールとToDoをちょっとやっつけて、外へ出てみる。ブギス・ストリートはショッピングの街、とあったが、何と言えばいいのだろうか…「市場」と「商店街」を足したような猥雑なショッピングモールを3階分だけ積み上げたようなところだった。内部は迷路になっていて、3階まで上がったのだが、なかなか下りて来れなかった(^^;

近くのフードコートで中華料理の鶏ご飯セットのようなもの(4SG$)を食べる。チリソースが激辛だった。コリアンダーが効いていて美味しかった。
***3日目注:この「屋台村フードコート」こそ、いわゆるシンガポール名物の「ホーカーズ(Hawkers)」と呼ばれるものらしい。僕が行ったのはAlbert Centreのホーカーズで、「歩き方」によれば、ややディープなところだったようだ。

セブンイレブンで翌朝の朝食を買い込んで帰投。不安定なネットに悩まされながら閉じこもって仕事して、就寝。