Doingリストの習慣化は仕切り直し

Doingリストというよりも、その運用のTips的なところで言及される「なんか思いついたら、それを(すぐやらずに)とりあえずDoingリストの一番下に書き付けておく」ことが、良い効果を生んでいる。俺にとっては。
簡単に細かいアクションにバラせないような「○○について考える」のようなToDoが多い俺にとっては、邪念が最大の敵。その邪念達は、大抵、何かをし始めた瞬間に大挙してやってくるのである。そんなとき、「とりあえず書いておいて後回し」の紙をready-to-goの状態で目の前に置いとくことは、「集中すべきことに集中する」ためにはとても役に立つ。「書くのがじゃまくさい。書いて見直して、とかやってる暇があるなら今やれよ」という人は必ず居るだろうが、今それをやると「中断癖」ないし「中断病」にかかってしまう。「邪魔な細かいことをやっつけてから落ち着いて本編を」とか言いながら中断してる間に終業時刻がやってくる。
書いてしまえばなんてことないことが、書かなかったらいつまでも頭の中で飛び回って思考を邪魔する不思議。
たった一枚、「後回しのアイデアを書きなぐる紙」を用意しとくだけで作業が進む。

それをするための紙がDoingリストになっていれば、さらに集中力が出るだろうことは、少なくとも俺には間違いなかろう。
普段「やんなきゃなー」を書き付けてあるToDoリストよりも、猿でも出来るレベルに分解したものを作る。リストを見たら「お前はアホか」と誰もが突っ込みたくなるような代物こそアホな俺に相応しい。明日からは朝の電車内をそういう作業に充てようかと思う。どうせ1日にまとまった作業なんて3つ出来れば上等だ。会議が入ったら1つできるかできないか。
明日から仕切り直して3週間。

  • その日の「3大やるべきこと」を朝起きて確認
    • ToDoに時刻を付与して働く姿をイメージ(これ結構重要)
  • 電車の中でその日のDoingリストをEvernote上に作る
    • RTMにある関連タグで検索して一覧表示し、それをEvernoteに貼付け
    • 電車内でそれをこれでもかと分解
  • 始業時にDoingリストをプリントアウト
  • そこまでやってから朝のメールチェック
  • 終業時の30分間仕上げで、できなかったアクションをRTMに戻す

なお朝の電車で眠過ぎる時は素直に寝る。その代わり、何をどうすべきか考えながら寝る(これだけでもだいぶ整理はできるものだ)。そして始業時にそれをDoingリストにする。

3週間でモノになるか!?