気候変動公開討論会@EGUのレポの和訳(6)

Blöschlはさらに、CO2にばかり注目が集まり過ぎていること、また、他の数多くの変化がCO2の変動といっしょに(※オレ注:CO2が「他の変動に先立って」変動しているのではない=結果に先立つ「原因」ではない、の意)、もしくはCO2と関係なく起こっていることを指摘した。彼が言うには、水文学に対する重大な影響には、取水量の増大や、汚染、移民なども含まれる。「気候変動のシグナルが最も重要であるかどうか」は、水文学と関連しているのだと彼は言う。「あえて私なりの挑戦的な言い方をすれば、ね」と。
(つづく)