科学とデート

hirax.net「サイエンス・ウォーカー」で「科学なデート」 (初出: 2006年03月16日)」より。

文科省がフリーペーパー デートにお勧め!!」という記事が、東京新聞に出ていました。「科学離れ」を防ごうと、20〜30代のカップルがデート中に科学の話題を楽しむ手助けとなる小冊子を作ってみよう、という試みを紹介した記事です。A4判16ページの小冊子を百万部作製し、雑誌「東京ウォーカー」などにとじ込んだり、首都圏などの駅やコンビニエンスストアなどで配布したりする予定だということです。

その後、どうなったんだろう。

人それぞれだと思いますが、「科学ウンチクを垂れること」は「恋を一歩進める」には効果的なのでしょうか?それとも、逆効果なのでしょうか?

たぶん、その人に対して抱いている好感度(場合によっては愛情)と、科学に対して抱いている嫌悪感との勢力争いなんでしょうなぁ。「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」ってやつの逆で、「この人が嬉々として話す科学なら興味が湧く」なんて人も多いだろうから。