睡眠時間とIQ

息子は今、2歳と8ヶ月のちょっと前、である。よく寝る。「サイボーグ009」のイワン(001)は脳改造の結果、とんでもない脳を手に入れる代わりに体の発達のスピードが遅くなり、1ヶ月起きていては1ヶ月眠り続ける習性を持っているが、要するにイワンの2ヶ月=普通の赤ちゃんの1日、という計算であり、普通の赤ちゃんは半日は寝ているよ、ということが前提である。
話がそれた。
だんだん成長するにつれて、だんだんと睡眠時間が短くなっていく。大人だと8時間程度が多いだろうか。高齢になるともっと短くなるようだ。「お年寄りは朝が早い」というやつである。
医療の発達により、どんどん寿命が延びている。どこまで延びるのかは知らんが、そのうち200歳とか300歳とか、ヨーダ先生に近くなってくるだろう。そうなってくると、必要とする睡眠時間はどんどん短くなっていくのではないか。数分とか。

ところで、「IQ」いわゆる知能指数というのは、誤解を恐れずに言えば、要するに「肉体的年齢に比べて精神的年齢がどれだけ超過しているか」すなわち「おませさん度」を表す指数である。だから、「年齢にふさわしくないほどの高い知恵を持っている」ことの指標に使われるわけだ。
でも、逆に言えば、知恵の割に肉体的年齢が進んでいれば、IQの値は下がるはずだ。
ということは、だ。
年寄りほど必要とする睡眠時間が短いということは、必要睡眠時間の短い人は、肉体的に老けていることを示しているのかもしれない。これが正しければ、同じ「知恵」でも肉体的に老けている短睡眠人は実質的なIQは低くなってしまうのではあるまいか。ナポレオンって実はIQ低いんじゃね?ちょwww大発見wwwwwオレIQ高杉wwwwwww

‥‥と、息子の寝顔を見ていて思った。