向かい飛車に未来はあるか

なんとなく、飛車が相対峙している形が好きなので、相手が振ったら居飛車(袖飛車・右四間、ってあたりは流れでテキトーにやりながら考える)なんだが、相手が居飛車の時が困るんだな。攻守に優れてるといわれる四間飛車は、バリエーションが多くてとても覚えられない。基本的な概念というか、『何をしたいのか』がはっきりしないから、結局わからないんだなぁ。じゃあ三間飛車はどうなんだっていうと、三間飛車のモットーは『相手の仕掛けに乗って軽快にさばく』だから経験に裏打ちされたアドリブってことでそれもちょwww無理wwwwwwっていうことで、向かい飛車になるわけだ。向かい飛車ってなんていうかすごい先鋭化してるっていうのか、今からマスターできるかな?っていう立場からすれば「わかりやすそう」っていう。指しこなすのが難しいかどうかというより、目的がはっきりしてるかどうかという問題。このあたりは趣味の問題でしょうな。

だけども、手持ちの書物の中で向かい飛車の定跡というか基本的な姿を解説したものは、とてもとても実戦で現れたことないんスけどwwwwwっていうかんじで。

まあ、オレが角道を止めた形になりやすいっていうバイアスはあるんだけども、とは言えT式であろうと7八金型にせよ、(こっちが先手▲として)▲8六歩△同歩に「▲同飛とぶつければ相手は飛交換したら損だから△8五歩と辛抱する」というのが前提になってるはずなんだが、そんなこと無いしね。それって相手が5筋の歩を突いてる形で、且つ飛車に銀のヒモがついてないっていう極めて限定的な条件の下での話のはずで、▲8六歩△同歩▲同飛△同飛▲同角と飛交換したら後手のほうが陣形が飛車の打ち込み場所が多くて不利なんて書いてあるけど、その飛交換の直後は後手の手番なんだよねーってところを解説したものを不勉強なので見たことないっす。交換したばっかりの角のアタマに△8五飛って打たれたらこっちはシビレてしまいませんですか?向かい飛車党のみなさん。

個人的にはこの「飛交換直後の角頭への飛打ち」を何とかできれば向かい飛車党になる気まんまんなんですがいかがでしょうか。