いちおう見解:「偽造」と「損傷」の狭間で

SNSなんかで言われている、報道と称したTV種明かしについては、以前ここでも言ったことある通り、「一ヶ月もすれば誰も覚えてないので気にするだけ損」でFA。
報道の質が悪いことも、マスコミがバカなんてそんなこと前からわかってることだから特に言うことも無い。確かに、記者の隠し撮りがあったり事前インタビューがあったり逮捕されたばっかりの報道のオンエア中にそのモノがスタジオにあったりといったツッコミどころ満載なところにも興味が湧かないと言えばウソになるが。

今回の個人的なポイントは、今回の罪状が通俗的に有名な貨幣「偽造」や「変造」ではなく、貨幣の「損傷」だったこと。うまくいけば使用できるレベルであることは、今までマジックの道具として使われていたことを考えればまさに折り紙つきであるので、「使えないから偽造じゃない」というのは通らない理屈なのであるにもかからわず、「偽造」ではなく「損傷」なのである。
うろ覚えであるが、「偽造」の場合、その物品は持っているだけでもアウトだったんじゃなかったっけか。
つまり(もしそうだとすると)今回は、顧客リストに入っている「持ってるだけの有名マジシャン」を救うための中途半端な措置なのではないかと。
つまり今回のは、本当は貨幣に対する加工を糾弾する逮捕ではなくて、もっと他に逮捕したいことがあるんじゃ‥‥別件逮捕?‥‥と思ってたら同じようなことを考えた方々もおられるようで、やっぱりそういうこと考えるのはやめましょ!ひいきにしてたんで、20万とっとと払って復帰して欲しいもんです。
とりあえず一番強く思うことは、「何度も買おう買おうと思った500円玉のSコインを(去年までの学振ブルジョワ時代に)買っておくべきだったorz」である。当分出回らんだろうなぁ。