クリームクリームソーダVol.3の反省など

正直微妙だったかなと。
とりあえず本番の演目。

  1. ふじい師がDVDでやってたコインプロダクションの応用 → Jet Coin (ふじいあきら)
  2. Olram Bank Night (ゆうきとも)
  3. ベンディングペン (J. Cornelius) → Mental Photography Deck (R. W. Hullだったかな?)
  4. オレのポケットリングルーティーン (元ネタはテンヨーの藤巻さんがHPでやってる動画)

以下反省点。

  • 出だしが微妙だった理由。
    • 手品人が多いことを考慮して、ちょっとしたネタと思って旧500円玉を使ったのだが、いまいち伝わらなかった。その理由はおそらく、気の利いたセリフが言えなかったことと、マットが無く見づらかったこと。マットを使わなかったのはプロデューサーdj.p.k.g.氏の意向をくんでのことだったのだが、それならば新500円玉の方が見やすさと親しみやすさの点ではるかによかった。
    • 最初のプロダクションの、一枚目のところで、Pop Outを使う予定だったのだが、マットを使わなかったため、つかまえきれなかった場合にコインがお客さんのお皿に飛んでいくという危険が増大することを考えて、単に手のひらをテーブルに打ち付けて出現させた。何か「持ってただけやん」的な空気が広がった。
    • 冒頭のおしゃべり部でうっかり「みなさんはリラックスしてお楽しみ下さい。緊張するのは僕だけでいいですから(笑)」と言った(軽いジョークのつもりだった)のだが、そのせいでかえってこちらのガチガチの緊張がお客さんに伝わってしまった。
  • 『Olram Bank Night』
    • 出だしの微妙さを払拭できなかった理由の一つ。結局『はずれ→はずれ→当たり』のパターンになった。ところが開始時点での『消極的な改め』が弱かったため、最初の『はずれ』のときに「なーんや全部入っとるやん」的ながっかり感が本来の『なぜか1つしかないはずれを引いてしまった』という現象を上回ってしまった。
    • この微妙な空気のためか、テクニック的にも手順的にも自信的にも一番簡単なこの『Olram Bank Night』で手が震えてしまった。これがかなり雰囲気の微妙さ加減を増大していた。まぁこれはわかっていてもどうにもならない面もあるのだが、一度こういう場(全く面識がなくお金を払って来ている一般のお客様たちの前でショーを演じる場)を経験することで、今後はそうならないことを望むばかり、というところか。
    • 前から薄々気になってはいたのだが、再認識したのは、『Olram Bank Night』のオチのセリフを考えないといけないということ。アンビシャスカードやホーミングカードなど繰り返すからこそ面白さが増す演目に共通している悩みどころではある。本番では最後の現象が起こった時みんな「おっ!?」というリアクションをしてくれたのだが、「まだあるのかな?あ、終わりなのね」みたいなかんじで雰囲気が流れてしまった。
  • ベンディングペン。久々にやったら(笑)、うっかり見せてはいけないほうを見せてしまった。動きの途中で気付いてフィンガーPというかラムゼイS気味に隠したつもりだが、見えてはいけないものが見えちゃったかもしれない。それを除いても、普通に現象を見せる角度も、あの広さだと正面の人にしか現象が伝わらなかったかもしれないので、その辺りをもう一度検討しないといけないなぁと思った。
  • Mental Photo Deckのいつも通りのルーティーンというかセリフまわしを演じるには、ちょっと広かったかもしれない。あとサイドSがフラッシュしてたような気がする。
  • 全体的にトークを磨く必要があるとひしひしと感じた。ただ、前田師的にセリフというか台本をかっちり作り上げて完成品を演じる、というのも、なんとなくポリシーとしてやりたくない。とは言うもののやはり完全なアドリブでは難しい。我が心の師匠ふじいあきら先生のように、決め所のセリフを要所要所で用意しておかないとダメだというのはわかってい(て実際そうしていたつもりだっ)たのだが、足りなかったなと。それがオープニングのコインプロダクションとMental Photo Deckの差の決定的な部分だったという気がする。現象そのものの持つ魅力よりも大きな要因だったような気がする。

ひょっとすると全然見当違いのことで反省しているかもしれないが、オレ的には少なくともここらあたりはなんとかしたいと思ったことである。
まぁとりあえず、Mental Photo Deckとポケットリングで何とか場の納得感が得られたような雰囲気だったので、最低限の役割は果たせたかな、と思いたい。