Reverse, Elmsley, and Jordan

手品人には何の技法の話か分かると思う。
以前からできるだけ買いものはしないように心掛けているのだが、消耗品関係を除くと、たまに買うのはやっぱり教則モノだ。と書いてる今も、欲しいDVDが3つある。サルバノ師のTTについてのやつ、ポール・カミンスのサイドSのやつ、銀次郎師の『基礎とは何ぞやカード編』と『ギミックカードの作り方』、今話題沸騰中のHarada Hold。ちょwwww増えてるやんwwwwww

買ったものに収録されている技法や作品は、できるだけ身に着けたいと思う。一時期話題になってた『Control Freak』の技法群も何とか使えるようにしようと改めて練習し始めて久しい。また例えば本だったら、何度も何度も読み返していると、以前は「レパートリーにしよう」と思わなかった作品でも『良さ』というか『セールスポイント』が分かって来て、「ちょっとコレやってみようかな」と思うようになったりする。
最初にMax Maven師の『パケット・トリック』(Focus)を読んだ時には、正直どの作品もやる気にならなかった。O&Wとか4Aアセンブリの改案がこれでもかと並んでいても「こういうの、好きな人にはたまらんだろうなー」としか思わなかった。ちなみにこの日記をお読みの方々にはオレがパケットもの嫌いなのは周知の通りだろう(だったらそんな本買うなよっていうのは無しの方向でよろ)。
だが最近読みなおして、ちょっとやってみようかなと思う作品があった。一応名は伏せておくが、やっぱりこの手の技法はやりにくいなと。Elmsleyは以前から何とか通用するかなという程度であるが、その裏返しであるところのJordanは、5枚以上を扱うようになると途端に難しい。Elmsleyと併せてじっくりとフォーム改造に乗り出したところだ。いろいろと試行錯誤しているのだが、結局一番難しいのは、SivaでもJordanでもElmsleyでもなく、(同じフォームのままで)ただ単にノーシークレットムーブでやるやつ(つまりTwisting the Acesの3枚目のやつ)ではないかという気がして来た。なんでかわからんけどずれるんよなぁ。