カード当ての事後確率問題

はじめに言っとく。受験理系数学担当だった塾講師でも公言していたが、オレは数学が大キライで大の苦手だ。特に確率論はシラフで考えるものではないと思っている。

ニャー速。この問題おかしい!!より。

1 :VIP774 :06/02/13(月) 11:15:16.54 id:WZAYa9xn0
昔の某大学の入試問題で

ジョーカーを除いたトランプ52枚の中から1枚のカードを抜き出し、表を見ないで箱の中にしまった。
そして、残りのカードをよく切ってから3枚抜き出したところ、3枚ともダイアであった。

このとき、箱の中のカードがダイヤである確率はいくらか。


答えが1/4ってのは納得出来ない!
10/49だろ!!

ダイヤとダイアは違うのか違わないのかという問題はおいといて、事後確率の問題と考えてみよう。
上記ページにその後続く議論でも分かるように、かなり文意の解釈が難しい。そういう時こそ『あいまいさを許さない』数学の力を借りてみよう。

事象A:52枚からダイヤを引くこと
事象B:どれか一枚減った51枚から、連続3枚ダイヤが出ること

とすると、

A∩B:52枚から連続でダイヤを4枚引くこと

となる。
ここで知りたいのはBを前堤にしたときのAの確率、すなわちP(B|A)である。ここでベイズの定理、っていうか高校で習う条件付き確率の定理から、
P(B|A) = P(A∩B) / P(B) ‥‥ (1)
である。まず
P(A∩B) = (13・12・11・10) / (52・51・50・49)
であるが、次のP(B)が難しい。実際オレも迷うところで、これは間違ってる可能性があるが、
P(B) = (ダイヤを4連続) + (1枚目ダイヤ以外、あとはダイヤ3連続)
= P(A∩B) + (39・13・12・11) / (52・51・50・49)
=(49・13・12・11) / (52・51・50・49)
ってことになるんじゃないかと思う。ここ微妙。
まぁとにかくここでそういうことだとすれば、(1)式より、
P(B|A) = 10/49
ということになる。

なんかこう、感覚的には納得していいのかどうなんだかよくわかんないなのだが、こうなってしまったのだから仕方ない、というのが正直なところ。
数学に強い人、検証求む。>id:v4641sgrさん夜露死苦