今回のSolid Deckのその後

今回のSolid Deckは、P.Harris師の『Solid Deception』の演技で使われていたやつを参考に、敢えてキレイに作らずに、30分ぐらいで『やっつけで』作ってみたのだった。
そうすると、確かに『やっつけ』だけあって微妙に乱れた感じや反りの具合がそれらしくて言いかんじではある。‥‥のだが、反りが重なることできつくなってしまって、ソリッドじゃない(他のマジックのための)パケット部分との間でナチュラルブレイクが出来てしまった。一応、3枚に一枚ぐらいの割合で、表向きのカードも混ぜておいたのだが‥‥。大昔に『大富豪とかやりまくってくたびれきってしまったトランプ』で作ったときは、2枚ごとのスタックを作り、板に挟んで一晩置き、次は4枚スタックを作って一晩おもしを載せて、‥‥というふうに作った。

今回、作る前は、『Solid Deception』で使うぐらいの枚数だと余計に浮いてしまうかな、と思ってたんだけど、逆にこの枚数のほうがブレイクが出来ないことがわかった。まぁ、たまたまこの出来具合だったから、なのかもしれないが。ちなみに今回使ったのはこないだ使用感を書いた『Club Angel』だが、これは既にすべり具合とかが『くたびれた』やつなので、人前で実演する前の実験用、というニュアンスだ。いずれ、バイシクル(たぶん赤)で作るだろう。でも意外に今回のやつが気に入ってるんだけどもどうしようかなー、というのが悩み多きジェネレーションなかんじ。