わがままこどもやぼーっとした初老の方々に見せる演目

難しいなぁ。
こないだ、宴会で、わがまま娘（中３）を含む人々にHollingworth／ふじいあきらのトライアンフを『あいさつ代りに』見せた。そのときにはマットとコインとトランプ一組しか持ってなかった。輪ゴムから始めようかとも思ったけど、呑み会なので、ちんたらやるよりもガツンと一発いわしたれ！というつもりだったのだが、わがままちゃんは、「これマジック用のトランプなんやろー」とデックを奪い取り、いろいろ確かめて仕掛けが無いことを確認するとつまんなくなって「ジジ抜きしよー」。
ちょっと間があって、今度はスペルバウンドを演じて見せた。するとどうだ、「おんなじのんに変わってもおもろないわー」と言い出す始末。

昨日はおでん屋さんのおかみさんに演じる流れになり、トランプしか持ってなかったので客のオニーサンを交えてDevilish Miracleを演じる。覚えやすいように、と思って、三つ葉の３を○。○○しておいたのだが、それでも忘れたと言う‥‥。『もっとわかりやすいのがいいのかな』とアンビシャスカードを演じたが、おかみさんは意味がわかってない模様。

こんな場合を称して、客が悪かった、というのはある程度はアリだと思うのだが、やっぱりネタチョイスが悪かった、というのが８割以上の原因であることは間違いない。こういうときはポケットリングが一番いいのだろうけど、いつもがちゃがちゃとカバンに持ってるわけでもないし、では、そんな持ち物しかない状況で、何をチョイスすれば良かったのかなぁ、と考え出すと‥‥。

難しいなぁ。