調子が出ないなぁ。

徹夜で仕事しても、翌日に具合悪くて仕事が捗らないようでは意味が無い。

2003 Oct 17の第1セットの全波長の処理が終わった。549nmの偏光度だけ異様にでかいのが気になる。これは有意なのだろうか。偏光度算出の処理は、計8枚の画像を割り算しながらスタックするようなもんだが、その8枚の画像が均一な品質でなければ(例えば1枚だけ薄雲がかかって暗くなってるとかすると)、異常値を出してしまうことが予想されるわけで、ちょっと困る。

どの波長でも偏光イベントが見られない領域を見つけ、アーカイブデータや通常の撮像モードでの画像と照し合せてその領域にWICもダストも無いと言えそうなら、その領域での平均的偏光度を出して、その波長依存性を見よう。いくつかのセットで行えば、それなりに信憑性のあるデータに見えるに違いない。
また逆にそれを使って、Ebisawa and Dollfus 1993のモデルを通して雲のほうにアプローチできるかもしれない。

とにかく、今までの偏光度観測では波長依存性にトライしたものは無いと言っていい状態なので、それだけでも仕事になるだろう。っていうか仕事(論文)にしないと。