『210』
先日ここに書いたけど、ダイソー100円手品シリーズ『ザ・おもしろ手品』のうちの2つを組み合わせて、一つの手順を作ってみた。
いちおう、パッケージに『監修:黒崎正博』とあったけど、たぶん、もっと遡れる原案者が居ると思う。でもわからない、ていうか調べようが無い。
<使うもの>
ダイソー『ザ・おもしろ手品』シリーズから、『サイコロ目の変化 (No. 11)』と、『トランプの大透視!? (No. 42)』。トランプのほうは、1から6までを何らかのケース(封筒などでもOK、要は片付ける場所が欲しい)に入れておく。それから、その場にある、直径1〜1.5cm以下の棒状のもの(鉛筆、ペン、箸、串、etc.)を一本。演じる場として、テーブルが必要。
- ケースから6枚のトランプを取り出し、表を客に見せるようにファンにして、示す。
- 裏向きにして揃えて手渡し、好きなだけ混ぜてもらう。この間に、ダイスとケースを取り出しておく。
- 混ぜるのに飽きたらやめてもらい、その時点でトップにあるカードを、見ないでテーブルに出してもらう。残りのトランプはさっさと返してもらい、ケースにしまう。
- 「まだこのカード、誰も見ていませんね。この状態で、これからこのカードを当てようと思うんですが、これを使います」と言って、ダイスを示す。「だから1から6だったんです」
- ダイスをカードの上に2、3度振って見せる。「いろんな目が出ます」これは準備と共に、カードの仕掛けに気付かせないための動作でもある。
- というようなことをやってきたここまでの間に、もうテーブルのカードが何なのかはわかっているはずである。いくらでもチャンスはある。何度か振ったダイスの出目が、カードの数またはその裏の目になっていないところで振るのをやめる。ここではカードの数が4、出目が5だったとする。
- ダイスケースを左手のスペルバウンド・ポジションに持ち、ギミック部を四指で隠しながら「単なる筒です。窓が2つついてます。中はカラです。」と軽く示しておく。
- ダイスを見て、「今、5が出てますね」と言って取り上げ、スタート位置に置く。このとき、後で出す4が筒の入口側にくるようにしておく。
- 「ゆっくりと押して行きます」鉛筆か何かでダイスを押し込んで行き、説明書通りに変化させると、目が変化して4になる。
- 「4になりました。ってことは‥‥」とはリアクションによって言っても言わなくてもいいと思うけど、テーブルのカードを表向きにすると、一致している。
- さっさと片付ける(笑)
消費税込みで210円なので、演題を『210』と名付けてみました。いかがでしょうか。結構不思議に見えるんじゃないですかね。‥‥ってまだ一度も試してないんだけど(汗