仕留の掟

森羅万象ドットコム | マジックや手品だったり奇術だったりさんからリンクを頂戴した。ありがとうございます。なので(?)、今日も『暗闇仕留人』について、最近気になっていることを書いておくことにしよう。

『必殺』において、裏稼業の方々の面が割れたときには、その『知ってしまった人物』は存在を消されるのが原則である。例外は、裏稼業仲間になる場合である。

例えば第16話『間違えて候』では、たねがいつもの集合場所に偶然にも身を潜めていたため、思いっきり見られてしまうのだが、行きがかり上、依頼者になったこともあり、『バラせば殺す』と釘を刺される。

しかし、最近の『暗闇仕留人』においてはどうか。

確かに『依頼者』っぽい立場の人間だったりもするのだが、例えば第22話『怖れて候』などはどうか。大吉はそれまで『ただのいい人』だったのに、思いっきりちよの目の前で仕留を決行した揚げ句、『‥‥へへっ(ポリポリ)』と照れ笑いまで浮かべて見せる。そしてその後のフォローは無い。いや、フォローなしかどうかは不明であるが、少なくとも劇中では描かれていない。その前の回である第21話『仏に替りて候』では、大吉だけでなくあの気難しい貢も面を晒し、おなみを救出している。『必殺』シリーズではこのような『救出劇』的な回もままあるのだが、多くはうまく面を晒さないような作戦を採っている(と思う)。仕留人、掟は一体どこに行ってしまったのか。これからの展開でもそのようなことが起こるのだろうか。次回以降も気になるところだ。

ということで、16◯さん、マジックアンテナに登録して頂けませんかね(笑)