火星の夕焼けは、やっぱり青かった!!

祝!青い!! ←問題な日本語

昨夜の実験で、シリカサンドでの透過光スペクトルを取った(撮った)のだが、それを解析して『減光率』のスペクトルを作ったところ、なんとなく青くなりそうなかんじのものが得られた。

そこで、いつものF君や先輩I氏らとそんな話をしていて、じゃあ太陽光スペクトルにその減光率をかましてやれば、『理論的に』火星の太陽の色が再現できるんじゃないかということになった。

やってみると、なかなか難しい。ある色を呈している光をスペクトルに変換するのは分光すれば良いのだが、スペクトルから色を作るという『逆変換』は、特に画面上でRGB加法混色をすることになるので、そこをどうするか、という問題に直面する。

ま、いろいろあったわけだが、結局、太陽光スペクトルに減光率を掛けたものを、まず目の器官が感ずるXYZの値に直し、それをJuddなる人物が作った『感覚』としてのRGBへの変換式に突っ込んで、規格化し、さらにそれに255を掛けてモニタに出すためのRGBに直してやると、『群青色』っぽいこんな色になったのだ。

やっぱり、火星の夕焼けは青いみたいだ!!