スペルバウンドの魅力

たまたまだろうけど、いくつかの日記サイトで、スペルバウンドについての記述があった(例えば、http://d.hatena.ne.jp/dr-koji/20050414#p2とか、http://g-matrix.cocolog-nifty.com/gmatrix/2005/04/post_052d.htmlとか)。やっぱり、みんな悩むところはおんなじなんだよなぁ。

魔法に見えるか否か。

コインが変化することは物理的にあり得ないことは、理性だけでなく感覚でも、みんな知っている。理性の範疇だけの『常識』は超える現象を起こすなら比較的容易だが、『感覚的常識』となると難しい。感覚的にあり得ないので、見ているほうとしては、どうやっても『変化』したと『認識』することはできない。『変化したように見せようとしている』と認識するだけだ。

思うに、スペルバウンドというマジックは、そのテーマ自体が不完全なマジックなのではあるまいか。おそらく、どんなに頑張って、どんなに上手くできるようになっても、その『魔法に見えるまで』という挑戦には、終わりがないのだ。

だからこそ、一度ハマると抜け出せない魅力があるのだと思う。レパートリーにしようと本格的に練習をしたことがある人なら、分かってもらえると思う。

<補足>Google先生で『スペルバウンド』について言及しているサイトを探してみると、ザ・マジック12号に二川先生解説のスペルバウンドルーティーンが掲載されているのを発見。知らんかった。ってそれオレ持ってるやん!!あれー?