ボトムパーム

松田道弘師の『ミラクル・トランプ・マジック』の巻末の参考文献のところに、S. W. Erdnase『Expert at the Card Table』の紹介として、「ボトムパームの解説としては今でもこの本がベスト」とあった。例の、読んでいて腹が立ってくる日本語訳版を久々に見てみる。ほほう。「第一の方法」が使えそうだ。カードマジック事典に載ってるボトムパームは、最後に右親指をリリースする瞬間に「ぱちっ」と音がしてしまうことが多く、どうもうまくいかなかったので、困っていたが、このErdnaseの方法なら、うまくできそうな気がしてきた。ただ、いずれにせよ2段モーションになるので、1段目で中座し、ちょっと一言何かしゃべりながらデックで何かする(スプレッドするとか)直前に2段目を済ませてしまう、というのが良さそうだ。っていうか今ボトムパームを練習しようという目的が『カード・アンダー・ザ・ケース』をやるためだから、このモーションになるというわけ。ワンモーションでやらなければならないのなら、これでもやばいかもしれないな、と思う。もしどうしてもワンモーションパームが必要なルーティーンにでくわしたら、ギャンブラーズ・パームで代用することになるのかなぁ。

長らく大事に使っていた青バックのバイシクルがもうダメになった。Solid Deceptionに使うSolid Deckにしようかな。