北斗神拳秘孔全集その1
頭維(とうい)
四合とも呼ばれる。両こめかみにある秘孔で、これを両親指で突く技を北斗残悔拳と呼ぶ。3秒後に頭部を含む体が真っ二つに割れて死に至る。作中で名称を説明される初の秘孔で、第3話に登場。
頭顳(ずせつ)
しばらくの間、意識を失わせ、なおかつその直前の一瞬の出来事に関する記憶を失わせる秘孔。両こめかみの下・耳の付近、「頭維」のやや下方にある秘孔のようである。ちなみに『顳』の字は「ショウ」または「ジョウ」と読むらしい。
命門(めいもん)
背中の中央付近にある秘孔。両ひざで突いても効力を発揮することから、かなり大きな秘孔で、かつ付近には他の秘孔が分布していない可能性が高い。この秘孔を突かれた者は、背筋が急激に収縮し、海老反りになった揚げ句、背筋力に敗けて背骨が後ろ向きに折れてしまう。所要時間は約1分。
明見(めいけん)
頭部のどこかに存在する秘孔。これを突かれると、「両腕は左右に広がるのみ」となるらしい。
定神(ていしん)
おそらく鼻の下にある秘孔。これを(突くのではなく)押すと、しばらく意識を失うようだが、目がさめる頃には錯乱状態も落ち着くらしい。
瞳明(どうめい)
位置は不明。眼球がひっくり返って白目状態となり、その結果、視覚を奪われることとなる。