科学者に戻るための環境整備: xgterm

  • http://iraf.noao.edu/iraf/ftp/iraf/x11iraf/ から x11iraf-v2.0BETA-bin.macintel.tar.gz をDLした。β版というのが気に入らないが、他にそれらしいのが見つからないのでしかたがない。Last modifiedが13-Jun-2013だからおそらくMavericksに対応していると期待することにした。
  • で、‥‥どうしたらいいのかわかんないので、とりあえず叩いて展開してみる。中にREADME.installが入っていたので読んでみたところ、とにかくどこかに展開して、その一番上のディレクトリで ./install すればいいようだということがわかった。そこで(いまダウンロードフォルダに展開したやつは見なかったことにして)、/irafの下にx11irafディレクトリを作ってそこに以下のように展開してインストールした。


cd /iraf
sudo mkdir x11iraf
cd x11iraf/
sudo tar zxf /Users/kushio/Downloads/x11iraf-v2.0BETA-bin.macintel.tar.gz
sudo ./install --system

連休中なので、ひとまずここまで。
ところで展開したx11iraf内を眺めているとximtoolってのがあった。うろ覚えだけど、これFITSビューワーじゃなかったっけ?DS9要るのかな。
っていうか、結局、何を立ち上げてどこでclすればIRAFを起動できるんだろう‥‥(汗

続き

‥‥結局、気になってしかたないので動かしてみた。実に単純で、普通にターミナルを起動して、


xgterm &
と打つだけで、勝手にXQuartzが立ち上がり、X11のウィンドウが出て来た‥‥このウィンドウのタイトルバーの部分にはxgtermと書いてあって、プロンプトにはbashって書いてある。あかん。よくわからん。とにかく

cl
でIRAFが立ち上がった。よかったよかった。

2016.04.29追記

IRAF and DS9 on Mac OS X El Capitan
http://spacepioneers.in/?p=489
によれば、

X11IRAF now comes included in the v2.16.1 tarfile, so we only need to create the relevant symlink (no need to download the X11IRAF package)
cd /usr/local/bin/
sudo ln -sf /iraf/iraf/vendor/x11iraf/bin.macintel/xgterm

つまりIRAF v2.16.1にはX11IRAFが同梱されてるから別途インストールする必要はなかった模様。しかもβ版入れちゃってるしorz またIRAF本体を入れ直すことがあったらその時によく読んでいろいろやり直そう。